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私の先生は子供が幼いときに描いた立派な「ぐちゃぐちゃの絵」だったのです
こんにちは。
「にこ」です。
子供も自分も幸せになれる働き方を追及してます。
時間も経済力も手に入れるため
ビジネスを学び
完全アウトプット中です。
ビジネスを学び始めて
うまくいかないことや
不安に直面することが
何度かありました。
そのたびに、
私は子供の描いたぐちゃぐちゃの絵を
見るようにしていました。
ぐちゃぐちゃの
線のかたまりの絵を描いていた娘は
今や家族の絵もサラサラと上手に描いてくれる
我が家の画伯になっています。
それは、うまくできなくても
立ち止まらず描くことを続けたから。
失敗を恐れず突き進むという姿勢は
大人になるにつれて
できなくなってきます。
私もそうでした。
そのたびに励ましてくれたのは
娘の描いた、ぐちゃぐちゃの絵
だったのです。
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我が家には
子供たちの描いた絵を飾る
コルクボードがあります。
コルクボードからはみ出すくらい
ところ狭しと貼られています。
カラフルな色彩のママ
ユニークな形をしたパパなど、
見ててとても楽しいものです。
4人兄妹のなかでも
とくに長女は絵を描くのが好きです。
0歳から今までの歴代の作品が
飾られているコルクボードを
一緒に眺めるのも楽しい時間です。
私がビジネスというものを学び
アウトプットし始めていた頃のことです。
何事もうまくいかず、
これでいいのかな
間違えてるんじゃないかな
うまくいかないんじゃないかな
など、
いちいち不安に駆られていました。
そんなある日、
娘とまたコルクボードを眺めていました。
コルクボードの隅の方にある
自分が幼い時に描いた
線のかたまりの絵をみて
「ぐちゃぐちゃーーー」
と言って笑っていました。
そう会話している最中も
私の頭の中には、
何事もうまくいかないんじゃないか
このまま続けてても意味ないんじゃないか
など、
マイナスな思考がよぎります。
マイナスな思考に押しつぶされそうに
なりながら、娘との会話も続きます。
ぐちゃぐちゃの絵を見つめる娘に
「今は上手になったやん。練習したん?」
と聞きました。
すると、
「だって、ママが『うまく描きたかったら
描けるようになるまで練習したらいいねん』
って言ったもん」
と言うのです。
「やから、うまくなるまで描いただけ」と。
その瞬間、
心の中のもやもやが晴れるのがわかりました。
私がビジネスを学び
アウトプットしている過程は
娘のお絵描きと一緒だ。
そう思いました。
最初から上手にできるはずも
成果がでるはずもありません。
何事も試行錯誤しながら
少しずつ上達していくのです。
娘にはそう言ったのに、
わかっていたはずなのに、
自分のこととなると
わからなくなってしまうものだと
思いました。
うまく描けないなら
描けるようになるまで
練習したらいい。
ビジネスも学んで
アウトプットして
少しずつ上手になっていく。
そして、
成果が目に見えるようになるんだ。
上手にできないなら
できるようになるまで
やればいい。
最初からうまく出来ないからって
落ち込むことも、
不安になることもないんだ。
そう気付くことが出来たのです。
それからは、
娘の描いたぐちゃぐちゃの絵が
私の先生となり
励ましてくれるようになりました。
ビジネスに限らず何かを始めようとしても、
「私には無理かもしれない。」
「やってみたけど、うまくいかない。」
そんな不安を感じることがあるかもしれません。
私も学び始めたころは、
「これでいいのかな?」
と、悩むことばかりでした。
それでも、まずは続けることが大事だと
自分に言い聞かせてきました。
それが出来たのは
娘が描いたぐちゃぐちゃの絵が
私の背中を押してくれたからです。
子どもは
「うまく描けないからやめる」なんて
考えません。
むしろ、自由に描くこと
そのものを楽しんでいる。
だからこそ、知らず知らずのうちに
上達していくのです。
どんなに成功している人も
絶対にそんなときがあったはず。
成功者と呼ばれている人は
どんなにうまくいかなくても
「続けること」を選んだ。
そして、
その積み重ねが
成果を生んでいるのです。
だから、私も
娘のぐちゃぐちゃの絵のように
ぐちゃぐちゃでいいから
立ち止まらずに続けてきました。
試行錯誤を繰り返すうちに
少しずつ形になり、
振り返るといつの間にか
成長を感じる。
そんな時が必ずやってきます。
続けた人だけが得ることのできる
成果です。
最初は誰しもうまくいかない。
でも、それが成長の証です。
続けた先には必ず
新しい景色が広がっています。
だから、
少しずつ進んでいけば
いいのです。
私の努力も
あなたの努力も
決して無駄にはならないと
娘の立派なぐちゃぐちゃの絵が
教えてくれました。