足元が、ぬくぅなった。
コンニチワ。
赤いマフラーを巻いてみた
フエキくんです。
タナカが色画用紙で作って
巻いてくれました。
あげぇしとっても優しいとこあるんです。
さて、そんなタナカのデスク。
極寒だった冬は昨日までのこと。
なんと、今日、足元に、
ちぃちゃいヒーターがーー!
やってきたのだーーーーー!!
エフフフフーーー!!
タナカは嬉しくて嬉しくて
ちいちゃいヒーターの電源を
入れたり消したり
ヒーターの置き場所を考えて
あっちに置いたり
こっちに置いたりして
あったかいっていいね。
モワモワするね。
なんて言いながら
ニヤニヤしていた。
(ちいちゃいヒーターに
名前を付けようとしていたけど
それはヤメテと言っておいた)
タナカが働く建物は
言うてプレハブなので冬は寒い。
そしてタナカの席は窓際。
事務所の出入口にも近い。
ということは、玄関からも近い。
さして風が強くない日でも
窓からは隙間風が入ってくるし
玄関、事務所の出入口から
人が行き来するたんびに
冷たい風を連れてくる。
数年前に流行った
なんか知らん病気のときには
「カンキ!カンキーーーー!!」
と、雇用主からの指示で
事務所中の窓という窓、
ドアというドアが開け放たれ
冷たい風は入り放題。
室内なのに凍えて仕事してたもんな。
今考えるとばかばかしいけど
雇用主ともなると
誰一人として感染者は出さぬ!
とのお考えだったのだろう。
が、
こんなんじゃ感染どころやなかろうもん!
普通に風邪ひくやろうが!
せめて足元にヒーターをくれ!!
このばかちんがぁ!
と、タナカはずっと心の中で叫んでいた。
いや、きっと口から出ていたはずだ。
「さぁ、みなのもの、立ち上がろうぞ!」
「足元にヒーターを!」
「革命を起こすのだ!」
「換気、ダメ、絶対!」
「わー------!!」
・・・・そう訴え続けること
4年。
長かったね。
その訴えが今日、
やっと実を結んだよ・・・
ちいちゃいヒーターを
各事務員に一台買ってくれた
太っ腹な事業所長に
「ありがとうございますぅ!」
と、お礼を言ったタナカ。
すると、事業所長は
「いえ、ボクが冷え性なんで
自分用に買ったんですけど、
さすがにボクだけって訳にもいかない
じゃないですか?
なので、みなさんの分も!」
と、親切なのかそうじゃないのか
わからない感じで言われたんだよね。
ってか、事業所長のポケットからじゃなくて
本部から来てる予算で買ったんだよね?
んー-------、
ってことは
秋の異動でこの事業所長がやってこなかったら
今年も極寒だったってこと?
に、なるよね??
なんとなく腑に落ちないフエキだったけど
タナカが喜んでるなら、まぁいいや。
ってか、タナカ!
顔、赤い!
嬉しすぎてヒーターに当たりすぎやて!
のぼせとるやんか。
乾燥しすぎてカサカサなるばい!
保湿、忘れんごとな。
スネが粉吹く前に
クリィム塗らなぞー---!!
ヤレヤレ。
ヒーターのご利用は計画的に、
やな。