あぁ、素晴らしき妄想よ。
私の妄想小説は、だいたい
「旦那さまと私」が基本である。
とはいえ、私には「リアル旦那さま」はいない。
だからなお更、妄想の中の「旦那さま」が好きなのだ。
どれだけ「旦那さま」が好きかって?
・・・とにかく好きが過ぎるくらい好き。
ついこないだも、二人で縁日に行ったんだよね。
クスクス。
昨日、ニワトリを飼いたいなーって思ったけど
リアルに飼うと色々大変で、
特に「ご近所さんとトラブルになりがち」
って書いてあったので諦めた。
ニワトリの鳴き声で
隣の住人から苦情は受けたくない。
ただ鳴いてるだけなのに苦情など、
ニワトリがかわいそうだ。
だから私は、昨日の夜から
「旦那さまとニワトリを育てる妄想」で
楽しんでいる。
なかなかのキモチワルさだが、
これだったらご近所トラブルにも発展しないし
思う存分旦那さまといちゃこらできるってもんで。
・・・・・・・・
時代は昭和くらいかな。
今みたいにザワザワしていない、
まだのんびりしていて大らかな頃だ。
旦那さまは基本的に家では和服。
そして眼鏡をかけている。
二人のお家は平屋でお縁がある。
いまの季節だったら
お縁にすわってスイカを食べたり
夜には線香花火をしたるする。
(ちなみにスイカのタネ飛ばし大会は
いつも私が優勝。)
私と旦那さまには子どもがおらず、
柴犬か金魚か文鳥を飼っている。
旦那さまのお仕事は大学の先生(研究家)
か、建築家。
か、文豪。
か、絵描き。
写真家もすてきだし、歌うたいもすてき。
旦那さまは食いしん坊でお酒も好き。
いつもふたりで晩酌をする。
だいたいビール→日本酒。
もしくはビール→ワイン。かしら。
その日作る私のおつまみによって変わるのだ。
旦那さまの好物は、基本的には
魚と野菜。質素だけど質のよいものを
いただく。
たまにいただく贅沢品の牛肉は、
レア気味のステーキが好きみたい。
わさび醤油がサイコウだと
いつも言っている。
いや、ちょっと待って。
だれが「ステーキサイコウ」って言ってんの?
ここまで書いてみて読み返したら、
私さ、すんごいキモチワルくない??
え?許容範囲?まだいける??
ちょっといったん落ち着こう。
・・・・・・
「旦那さまと二人でニワトリを育てる妄想」のまえに
自分のキモチワルサを再認識してしまったけど
それもアリ。だと思うことにする。
そのうち加速した妄想小説を執筆しようと思っている。
題名は
「ピヨとぴよぴよ」にしよう。今そう決めた。
未完の大作になりそうだがそれもあり。
私は妄想が得意だから、そこを伸ばしていこう。
人間にはそれぞれ、伸びしろってものがあるのだから。