研究テーマと今の立ち位置

研究テーマについて

自分の関心としては「カントの自然科学論の現代的位置付け」というものがあり、カントの超越論的観念論は現代でどう評価するべきか?どのような思想的系譜に位置付けられるか?などを考えていきたいと思っている。
 なぜカントなのか?というのは特に大きな意味はなく、たまたま手に取った哲学書が『純粋理性批判』だったからで、そこの超越論的感性論に惹き込まれてしまったからだ。


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https://note.com/charlieman/n/n295974dbcf8d

研究テーマをやる上で必要になる要素をおおまかに分けると以下のようになる。

1.カント『純粋理性批判』の読解
 ドイツ語必須。ここはやるだけ?でもない気がする。
 解釈論とか先行研究の読み込みとか
2. 純理以外のカントの自然科学論を読む
 ここもやるだけ?でもない気がする

3. 科学哲学における科学論との対比
 科学哲学諸派を網羅的に理解する。(戸田山「科学的実在論を擁護する」
が包括的解説書にもなっている可能性)
 - 基本日本語でできそう

4. 分析哲学におけるカント受容の調査
  言語哲学、また、 数理論理学的な議論を読む必要がある。

いまの自分は1、2、3を放置して、4の一部分である数理論理学をやっている。

なんかのめり込みすぎな気もする。

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