#050 ~音楽を始めたきっかけ TTCharlie~

とうとう50話目に突入しました〜
いつも呼んで頂いている皆様、有難うございます。
前回の投稿から時間が経ち過ぎて申し訳ございませんでした。
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そして、続きです〜！

大事MANブラザーズバンドの解散年を調べてみると1996年だそうです。
この頃、結構頻繁にボーカルの立川と会っていて、音楽はあーだこーだと話し合ったりしていました。
前回に書いた、パリへ行こう！という楽曲を立川に聞かせると翌日には

「チャーリーの曲のアンサーソングを書いてきた！」と

タイトルは 

”ロサンジェルスで遊ぼう” www

しかし、なかなか良い楽曲だった。

私の貯めていた楽曲と、立川の貯めていた楽曲を合わせるのと、新曲も作ったら、もうワンマンライブが出来るくらいの曲数になった。

よし！ユニットを組もう！
ということになり、バンド名は立川俊之のイニシャル、TTと私のCharlieを合わせて、

TTCharlie

にした。

全ての楽曲をアレンジし、コンピューターで音を鳴らしながらライブをやるという、その当時ではあり得ない形態で、機材を運ぶのは大変だったけれど、今で言うカラオケのライブであった。

ピアノはきちんと弾いたし、立川はギターは弾いたけどね

とはいえ、山積みの機材を後ろに構えているので、普通のライブに近いものがあった。

この頃は毎日が忙しくて、かなり記憶が曖昧なんだけど、何故かTTCharlieを気に入ってくれた事務所が出てきて、そこに預からせてもらうことになった。

すると、事務所から連絡が来て

「NHKの天才てれびくんという番組の主題歌をリニューアルするので、新曲を募集している。コンペ(競合・競って1位の楽曲が決定)だけれど曲を書いてくれないか？！」

と。

立川は直ぐに楽曲制作に入り、その曲が決まるといいなぁ〜って楽観的に思っていたら立川から電話が来た。

「チャーリーも1曲書いてくれ〜」って

締め切りは明日の昼というので、急いで考えて作ってみた。

ミュージシャンの皆さん、ここから大事です
昔はコンペのデモテープといったら、ピアノでリズムとコードを押さえて、歌メロを違う楽器の音色で弾いて、それを提出したら大丈夫だったけれど、それだとイメージが沸かない人も多いと思い、ドラム・ベース・キーボードを軽いアレンジで打ち込み、メロディも楽器より歌ったほうが良いかな？！って思って、自分で歌うことにした。
ただ、歌詞が無いので、ラララ〜で歌えば良いが、更に歌詞もあった方が印象に残るかな？！って思って、歌詞もザザっと書いて、それを歌った。

私が書いたサビの歌詞は

もう明日まで〜　あと10時間〜　急がなくちゃ頑張らなくちゃ、締め切りが迫る〜

とか、他にも取り敢えずの歌詞を考えて歌った。

翌日、納品して数日待ったと思う。先方から連絡が来た。

「チャーリーさんの楽曲を主題歌にさせて下さい」とwww

しかも、

「急がなくちゃ頑張らなくちゃ〜って、とても良い歌詞なので、これは残して下さい」とwww

歌詞の一部まで通ってしまったwww

直ぐに私は立川に

「曲決めたから、歌詞は立川書いてよ〜」

とおねだりした。

そして考えに考えた立川の歌詞は面白かった。

先程の
もう明日まで、あと10時間、急がなくちゃ頑張らなくちゃ、締め切りが迫る～
これが、

地球は回る〜　星は流れる〜　急がなくちゃ頑張らなくちゃ〜　なんだか分かんないけど〜

となった。ホントに、なんだか分かんないよね。

そして、最後のサビは
パリは恋の街〜　ローマは行ってない〜　見てみなくちゃやってみなくちゃ　なんだか分かんないでしょう〜

他にも

エベレストは高い〜　秋葉原は安い〜　

というのも書いたらNHKから
秋葉原は安いは倫理にひっかかりますと言われたんだけど、何が安いとかが不明瞭だったのでOKになったというのも良い思い出になった。

唯一1枚だけ今は亡きメルダックレコードよりデビューした。タイトルは

”パリは恋の街” これがCDシングルのジャケットだ！

今も1枚CDを持っているが、発売日が97年5月8日と掲載されていたので、大事MANブラザーズバンド解散の翌年の事だったのが分かった。

デビューライブは渋谷クアトロでやったんだけど、どうしてどうして400人もお客さんが来てくれた、ある意味伝説のグループであった！

同時にこの頃、98年にデビューする Surfaceのプロデュースの話しが来ていた。
更に、ハワイに行くというプロジェクトも始まる〜

つづく〜