老後の身寄り問題
日経記事から。65歳以上で配偶者や子など3親等以内の親族がいない「身寄りのない高齢者」が2050年には約450万人と2024年の1.5倍になるという。これに子がない高齢者、配偶者と子がない高齢者を足すと1000万人以上となり、老後の身寄り問題は年々深刻となりそう。
更に地方と都市部に分けると、地方はそれなりの近所付き合いのあるところが多いが、都市部の集合住宅に住む方は元々煩わしい近所付き合いを望まない方が多いので、近所に助力を求めることはなく、孤独化する高齢者は多い。
老後に地方へ移ろうとすると町内会加入問題。都市部だと付き合いが希薄で近所は機能しないためやはり孤立リスク。どちらがいいのかは自分で選択するしかない。近所との付き合いを望まないのは個人の自由。その結果として孤独死の増加は止まらない。そうなると最後は自治体に頼るしかない。
やはり今後各自治体ともシングル高齢者対策部門必須かな。