SNS箱庭化
日経の記事によると、SNSの運営企業が利用者の囲い込みを進めているという。
日経が調べたところでは国内主要サイトでfacebookやXからのアクセスが3年前に比べ、2〜4割減っているらしい。オンライン上のネットサーフィンは個人でも色々な情報にアクセス出来ることを可能にした。それなのにSNS運営側の仕掛けに載って他のSNSに出ることが少なくなるとは意外。我々は自分で思っているよりもネットの仕掛けに動かされているのかもしれない。
今では一つ一つのSNS空間がかなり大きくなってしまったので、その空間内だけで惰性でずるずると時間を過ごしてしまうことは多い。それは居心地がいいとまでは言わなくても結構楽なことなのかもしれない。
一方SNS運営側からすれば出来る限り長く自分の箱庭にいて貰えれば利益の源泉にもなる訳だ。
個人がハマっているSNS沼は否定しないが、自分としては別の沼も気にしていたい。