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人口減社会どう考えますか?

 朝日の東大山口教授が記事の中で
「日本には人口減を前提とした議論が足りない」と書いておられた。

 教授は少子化傾向に対する対策としては既にボリュームゾーンの団塊ジュニアに充分な対策が出来なかったことでラストチャンスを逃したと言っています。とは言え少子化対策はやらなくていいという訳ではありません。人口減少・労働力不足等を補うため必要です。

 他の先進国も、対策を取ってきたフランスや北欧でさえ合計特殊出生率が下がっている現状。出生率が2を超えているのは民族としての悲壮感があるイスラエルぐらいのものです。

 世の中の価値観が大きく変わってしまい、そろそろ家族よりも個人キャリアに力点が移りつつある現状を肯定していかないとならないかもしれません。

 価値観の変化がおかしいので元に戻そうとするという考えもあるかと思います。でも出生率は増えないシナリオの元で中長期的な具体案を検討していく時期かもしれませんね。




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