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映画上映時間はタイパに逆らっている?

 タイパのトレンドに従い映画の上映時間は短くなっているものと思っていたが、そうでもないようだ。

 日経によれば2023年の世界興業収入ベスト30の平均時間は132分と、10年前に比べて13分長くなり、2時間以上の大作が4分の1以上だという。映画の上映時間は2時間前後が常識だったのが、そうでもなくなっているようです。


 そもそもタイパを重視する方々は早送りして見て、情報として内容を把握すれば満足する方が多いが、従来型の映画好きは俳優の演技やセリフ、背後の情景等をじっくり見て考察に入る方もいるし、その映画のファンなら何回も見る方もいるだろう。そういう映画好きにとって短時間で映画を終わらせる何て考えられないのかもしれない。


 自分は面白いと思った映画を観る時間に浸ることが出来るなら、その時間こそ至福の時間であり、浸っている時間が出来るだけ続いた方が嬉しいと思う。他の映画好きの皆さんも同じなのかな?

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