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Photo by
yamadashiho
エレベーターの「閉」ボタン
エレベーターに乗ると最後に乗った方が「閉」ボタンを押すのが不文律。だから時折焦って箱に飛び込んでくる方の目の前でドアが閉まることもある。自分にも経験があり、心の中で「あーあ」とつぶやいてしまったことがある。
世の中時間が大切、先に乗り込んだ方のために早くドアを閉めて1秒でも早く上の階につかなければ時間が無駄になってしまう。後から飛び込んで来る方は、後から来たのが悪いのだから待つ必要はない。
でもエレベーターが閉まるまでの時間は数秒。そのぐらいは待ってあげてもとも思うのだが、大抵の方は容赦なく閉めてしまう。たとえあわてて乗り込む方がいても、ドアがその後方を挟んでしまうなどということはない。だからさっさと閉めるべきなのか。まあドアの開閉は数秒のこと。気にやむことではないのかもしれないが。
元々偉い方が乗り込む時、後から異分子が乗り込まぬようにするため、下の者が気をきかせて閉めたのが広がったような気もする。
ちなみに私は閉める時は押さないが、降りる時には「開」を押して待っている様にしていますが。