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AIによる事故軽減

  あるAI技術を活用した次世代型ドライブレコーダーが一部で注目を集めているそうです。

 それはタクシー配車アプリ「GO」で知られるモビリティーテクノノジーが開発した「事故防止支援サービス」だ。この製品はフロントガラスに取り付けた2つのカメラで脇見運転や速度に応じた車間距離を検知し、「危険なシーン」を検知すると自動でレポート化されるほか、危険運転の種類によってはドライバーに警告音で知らせるという。この会社がタクシーやトラックに行った実証実験では、過去5年の平均と比べて事故率が48%軽減したそうである。

 一般的なドライブレコーダーや運行記録を活用した従来の運転指導では、人がデータや画像を目で確認して指導していたものからすると、大幅な業務負担の軽減にもなるという。運転手も初めは機械に監視されている様な気がしたが、次第に見守られているような気になりかえって安心感につながったという証言もあるようです。

 運転経験が豊富な方ほど自分の運転の癖に気付きにくいと思うので、AIの良い活用事例とは思う。もっともベテランの方の全てが素直にAIの助言を参考にするとは限らないので、運用はこれからかもしれない。

 ところでAIが運転の癖に気付いてくれるなら、カーナビにもAI技術を使った安全技術が応用できないだろうか?道路の情報や過去の事故現場、事故の状況に加え、その道が通学路になる時間等もある程度データ化出来ると思う。(もうすでに研究はされていると思うが。)

 例えば、AIが通学路については子供の通学時間は通行を抑制したり、速度を落とすように誘導したりすれば子供が犠牲になる事故は減らせるだろう。また、過去事故が起こっている地点や道路の形状から事故が起きやすい箇所を察知して予め運転手に注意喚起すれば、事故は減らせると思う。

 それらの技術には開発コストがかかるだろうが、実現してくれることを期待したいが。

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