孤独死というネーミング
雑誌記事で孤独死という言葉について取り上げていた。この言葉を聞くとどうしても暗いイメージが付きまとう。だが孤独で寂しい死だというのは周りの人間が思うことであって本人の思いとは違うかもしれないと述べている。
もちろん本当に周りに助けを求めたのにそれが得られずに亡くなった方もいるだろう。ただ身寄りがなく1人となったが人の助けをあえて求めず、それでいて淡々と穏やかに眠る様に亡くなったり、前日まで元気に人生を満喫していて1人で部屋にいる際に突然死された方等について孤独死と寂しげな名前で名付けてしまっていいのだろうか。迷うところである。
独居老人が増えてしまった現代、孤独死とは身寄りなく1人で亡くなってしまった方の後始末を
社会問題化する為に付けられた言葉なのかとも思える。
この記事では孤高死等の別の言い方を提案しているが、果たしてそれが適切な言い方なのかは判断できない。何かいい表現はないだろうか?