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中国のペット市場と子ども

 日経記事から。中国で急速にペット関連市場が拡大しているという。犬や猫を飼育する消費者は5年前に比べ3割増え、関連商品の売り上げも急拡大しているため,日本企業も関心を寄せているという。

 中国でペットを飼う消費者は若者が多く、6割は90年代以降に生まれた層だという。彼らは日本と同じく将来に不安を持っているので、お金がかかる子供よりもペットに癒しを求める傾向があるという。その結果、乳幼児の数よりペットの数の方が多くなるのではという予想もある。


 少子化に悩むのは日本だけではない。かつてはひとりっ子政策なる少子化推進を行なっていた大国中国も今では少子化に悩んでいる。2023年に中国で生まれた子供は約900万人で、ここ7年で半減し、1人の女性が生涯で産む子供はほぼ1名に近づいているという。今や政策なしでほぼ“ひとりっ子”。ペット市場を見るとまさにその傾向が現れてきているのではないだろうか?




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