119番対応県内一元化
日経に「119番対応 大分県が一元化」という記事が出ていた。大分県は全県14の消防局・本部から人を集め、消防指令センターを1つにして、人員効率・経費節減を図るという。国も全国的に普及させたいとのこと。
実は指令を集中させる動きは既に千葉県が全県を2ブロックでの運用、茨城県も大部分の地区を共用しているという。防災能力が低下という声もあるが、人口減少や消防職員が集めにくくなっているのを考えると全国に進むかもしれない。
考えてみると、少子化による人口アンバランスの進展は避けようがないと思われるし、消防だけでなく警察等の基盤公務の人員も段々集めにくくなっているのを考えると、公務の中で集中出来る機能は集中する方向へ進むのは避けられないのかもしれない。
もちろんIT技術の応用とかドローンの活用等も考えられるし、考えているだろう。ただ我々も公務の集中コントロールは認識しておく必要があるんだろうな。