頭の中のぐるぐるにはルールは無い!
みなさまご機嫌よう。
Charites Accessories-カリテス-です。
スパンコールとビーズをオーガンジーやチュールに刺繍して、透け感の美しいアクセサリーを作っています。
私はいつも何かしら書くためのノートを持っています。
罫線のない真っ白の自由帳で、スパイラルタイプのノートであればなんでも構いません。
東京藝大の美術館に行った時に買ったこのミニクロッキー帳は全ての条件をクリアしていて、とても使いやすいです。
使い勝手最高な上に、表紙に校章が箔押しになっているのもカッコ良くて好きです。
このノートは私の頭の中をそのまま写すノートなので、ルールは一切ありません。
今回はこのノートをどのように使っているかご紹介します。
デザインの書きなぐり帳として
刺繍デザインのイメージをさっと書くノートとして使っています。
下書きというほど正確でもない、思いついただけのイメージを書いておきます。
実際に作るかどうかは別として、頭に浮かんだ色や形、モチーフなどを書いておきます。
8割近く作品化しませんが、アイデアを書き出す作業は大切です。
未来の日記帳として
具体的に未来の日時を書いて、未来日記を書きます。
なんの制約もなく、ルールもなく、ただ思うがままに未来のその日に、あたかもそうなっているように、具体的に書きます。
これは結構やっている人も多いかもしれません。
人によっては予祝なんて呼んだりするのかな?
雲を掴むような話しに聞こえたら、まずは一年後の今日の日記を書いてみることをお勧めします。
意外に書けないものなんです。
でも、むりやり書いているうちに、自分の本当に望んでいることが見えてきます。
何が欲しい?
どうなりたい?
具体的にいくら稼いで
どこの街の何丁目に住んでいる?
もう一度言いますが、このノートにはルールがありません。
誰にも見せません。
だから頭の中をそのまま写しだして良いのです。
楽しそうでしょう?
ここでどれだけぶっ飛んだ未来日記を書けるかで、未来の自由度が広がっていきます。
試しにやってみてください。
ただし、これは計画とか目標ではありません。
具体的に書くけれど、現実化することを目的としていません。
自分の心の中の本当のところを垣間見るためだけのお遊びです。
きらいなもの研究帳として
どなたにもあるでしょう?
なぜか嫌いなもの。
なんとなく嫌いなものについて、じっくり考えて掘り下げてみるのにノートを使います。
何が嫌いなのか単語を連ねていくと、そのうちだんだん抽象化していきます。
そうすると、あっちの嫌いなものとこっちの嫌いなものが本質的に同じだということに気がついたりします。
これは自分を知るための大きな一歩になります。
次の新しい嫌いなものが出現したときに、今までの嫌いなパターンに当てはまったりすると、もう『なぜこれが嫌いなのか』悩まなくて済むのです。
精神衛生的にすごく役立ちます。
嫌いなもの研究が終わったら、そのページは破って捨ててしまいます。
いつまでも嫌いなものが残っているのもイヤですから。
好きなときに好きなところを破けるようにスパイラルタイプのノートを使うのです。
自分へのラブレターとして
これが一番くすぐったくて恥ずかしい。
でもそのハードルを超えていくと、そこそこのナルシストになれます。
人間は褒められてナンボです。
褒められたら誰だって嬉しいです。
だから単純だけど気持ちの良い称賛の言葉を書いてみるのです。
書いているうちに『私もまんざらでもないな』と、ちょっとドヤ顔になれたら大成功です。
【仁義なき戦い】を観たあとは、なんとなく肩で風を切って歩きたくなるでしょう?
【sex and the city】を観たあとは、マンハッタンのイケてるオンナになってコスモポリタンとか飲みたくなるでしょう?(え?私だけ?)
なんでも良いのですが、良い感じになりきることが肝心です。
自分自身のイメージがポジティブになるってすごく得です。
誰にも迷惑かけずに、ニコニコできちゃうのだからやらなきゃ損。
ルールのない自由なノートは、こうしてどんどん埋まって破って一冊終わっていきます。
見直すこともあまりありません。
書いているその時、【今】の自分のために色々書き殴ります。
これが私のルールの無いノートの使い方です。
私のアクセサリーは元を辿ればここから生まれてきています。