「キャリアの棚卸し」って?
就職セミナーというものに行ってみた。あまり期待せずに参加したが、案外最近のコロナ禍やIT化を考慮してアップデートされた内容で、その点は良かった。
それより職務経歴書を中高年向けに書き方解説したプリントが配布されて、これは内容・書式共に使えそうでありがたい。正直、私の年齢・経歴だと転職サイトの職務経歴書テンプレートは使いづらくて仕方ない。
但し私の場合は転職回数が多いので、いかに簡潔にまとめるか或いは省いていいのか?と言った所は要個別相談だろう。
聞いた話が頭から抜けないうちに、帰宅してから今日のプリントとメモにもう一度目を通す。そして「キャリアの棚卸し」にもチャレンジ。前にリ〇ナビなんちゃらのテンプレートで書こうとして挫折したやつだ。
キャリアの棚卸しとは、これまでの仕事ごとに携わったこと、頑張ったこと、そこから得られたものを書き出していくこと。それをやることで、自分の「売り」を見つける作業になる。
来月に迫った漢検の勉強もしたかったが、どうせあれもこれも器用にこなせる性格じゃないから、今日は就活がらみのことだけをやろうと決めた。
でも、前はなぜ書くのに挫折したのか? きっと、あまり書けることが見つからなかったから。
なぜ見つからなかったのか? 自業自得。仕事に真摯に打ち込んで来なかったから。
それではなぜ打ち込めなかったのか?
言い訳をさせて貰えるなら、それは離婚や子供との別れ、自身の拒食症などの人生の危機に見舞われたとき、その都度立ち直るのに趣味の力をMAX借りていたから。
…私の文が何でいつも無駄に長いか判った。言い訳がましいからだ(笑)
それはさておき、要するに仕事より趣味の自転車に全力投球することで自分の人生を拓こうとしたわけだ。それはそれで実際拓けたとも思う。自転車では頑張ったら頑張っただけ長く遠くに行かれたし。長距離のイベントを次々と完走し、結果友達も増えた。
拒食症に関しては乗っているだけでいつの間にか克服していたし。
生きるために自転車に興じたはいいけど、仕事がこんな体たらくじゃなぁ。
じつは介護の仕事を長く続けることができたのも、交代制で残業が無い事や夜勤明けに自由な時間がある事を自転車遠征に利用できるから、という不純な動機が(遣り甲斐だけでなく)あったのも否めない。
この際だからもうひとつ打ち明けてしまうが、介護の仕事で転職を繰り返した理由は給料でも人間関係でもなく、休暇だった。なんて吞気な奴(^^;;
いくら「介護の仕事はそうそう無くならない、食うに困らない」と言っても、さすがに自分のキャリアに磨きもかけず歳だけ取って、挙句に権利ばかり主張していたら居場所も失うよねって話。
そういう世の理に、失業するまで気が付かないとか。
阿呆にもほどがある。
まあ悔いても仕方ないので取り敢えず「キャリアの棚卸し」シートを埋めてみよう。
…あれ?前より書けるぞ?
思ったより書くこと出てきたかも。
noteに色々書いて、頭が整理されてきたかな?