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【東京→上海移住】日本でも見たいモノコト/アパレルQRプライス篇

2022年6月から上海で暮らしています。
これまで東京で出会っていない、面白いと思った上海でのモノコトをnoteにしていきます。
※日々変化が早いので、掲載時点の情報とさせてください。

さて今回興味深かったのはQR決済メインの国ならではのプライスタグです。

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ー 多抓鱼循环商店(上海市徐汇区安福路300号)

私の話ですが、15年以上続く趣味のひとつがユーズドショップ巡り。
上海の街で最初に過ごした週末、気になっていたユーズドショップを早速1件訪問してきました。お店がある安福路は、お洒落で落ち着いたお店と人々が集まる、街路樹続きのストリート。歩いているとつい二度見してしまうようなスタイリッシュなお姉さんや、上海に住んでいる外国人の方もあちこちに。

それでは、奥まった階段を上がっていきます。

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2階は雰囲気あるレコード&ブックのフロア。

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海外のユーズド雑誌や絵本も。手前にPOPEYEが見えます。

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中国語に訳された日本の小説もたくさん。

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さて目的の場所、3階まで上がります。

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↑息子お昼寝ちゅう。ゆっくり見れる!笑

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このお店の特筆したいところ、プライスタグです。

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プライスタグにおねだんの記載はなし。「WeChatでQRをスキャンしてご確認くださいね!」とのようです。慣れないと「お手間になるのでは」と思う一方、店舗側のマーケ目線では良くできているなと思ってしまいます。

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WeChatでQRをスキャンすると、ミニプログラムとして店舗サイトが表示されます。入るとスキャンページに遷移。

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おもしろいのが、おねだんの他に、参考原価と、ブランド解説が確認できます。

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ユーズドショップ好きとしては有益な機能です。ブランド決め打ちで来店していないので、初めて出会ったブランドのことも知れる上、参考原価で価値も一目で分かります。

店舗側のマーケ目線でも、利便性の高さを想像できます。価格変更が容易なだけでなく、単なる価格表示で終わらずブランドコンセプトや商品価値が伝えられること、更にはおねだんが気になった商品のスキャン履歴が取得できるので、購入まで至っていない興味段階に上がった商品もオンライン同様に傾向分析できるかと。来店客もスキャン履歴が見返せるので、退店後の再想起も期待できそうです。

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来店客側、店舗側双方にメリットを生むQR活用手法だと思いました。

ひきつづき、上海の街でおもしろいと思った発見をそのままにせず、noteに書き留めていきます。


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