vol.99モラハラ夫編【不法侵入】我慢発うつ病行き〜回想録のような備忘録〜(加筆8/24 9:45)
前回は⤵️
【モラハラ夫編】全作収納マガジン⤵️
ノベライズ全25話(フィクション)⤵️
👓進の独立
次男進(仮名)、ふるさと納税の返礼品にエアウィーヴの枕や関孫六の包丁を選び、次は包丁研ぎが欲しいと言います
20代自宅住み男子が欲しがる物とは思えません
しかも届いた商品は使わずにしまい込みます
何やら断捨離めいたこともしています
本人は隠しているつもりでしょうか?
私は「決して足を引っ張ること勿れ」と密かに覚悟を決めました
お餞別も用意しました
たまたま私が休みだったある日、進が段ボール箱を外に運び出そうとしていました
わざとらしいくらい軽い調子で「お引越し?」と訊くと、私以上に軽い調子で「うん、そうだよ」と返ってきました
「住所を書いて」と紙を渡しましたが、「LINEがあるでしょ、そんなに遠くへ行く訳じゃなし」と住所も知らせず、お餞別も受け取らずに出て行きました
Hに一番愛されていた進が「いつHが帰って来るか判らない家には居たくない」と一番先に家を出ました
長子とは8才違いの未子
寂しくないと言えば嘘になりますが、子育てのゴールは自立ですから喜ばしいことなのです
次男進(仮名)のことを書きました
妊娠5ヶ月稽留流産で3人目を亡くしていなければ、出会えていなかった奇跡の子です⤵️
👓見限られる
夫Hのスケジュールを把握できなくなり、したくもなくなりました
出張の日程を渡されても、連絡なく変更するので、厳密にはそれ以前から把握できていませんでした
たまたま仕事が休み(年中無休のシフト制)で私が自宅に居た午後、何の前触れもなくHが帰宅しました
相手がどうであれ「挨拶•返事•ありがとう•ごめんなさい•お願いします」は言葉で表すものだと考えている(子ども達にも、そう教えた)私は「お帰りなさいませ」と言いましたが、Hは無言
尚も無言で何かを探し回り、出て行こうとして、振り向き様に「もう帰らないから」と
「どういう意味ですか?」と訊く私に、「離婚するから」と言って出て行きました
2020年9月のことでした
👓離婚について
ドアが閉まると「やったぁ〜っ‼︎」という気持ちの中に「非のある方から言い出すことかな?」という蟠り
私が仕事を始めたのは、夫から経済的に自立する為
見つからないように「つもり貯金」をしたのも、自活の為
具体的に「離婚」に向けて動いてはいなかったけれど、視野には入れていました
「離婚準備をしていなかった」というよりは、仕事に時間と体力•気力を拘束され、その間に父の入院•入所•入院•死去、母の認知症•介護サービス•体調不良•入院•入所にと翻弄されていました
Hとラブラブカップルに戻ることや、子ども達を交えて仲良し家族に戻るには、私達は余りにも遠い所まで来ていました
👓届出用紙
ある日、私が仕事から帰宅するとダイニングテーブルに書類が入った封筒が置かれていました
どうやら留守宅にHが立ち寄ったようです
封筒の中身は離婚届•分籍届•離婚の際に称していた姓を称する届の用紙、そしてHからの鉛筆書きのメモが1枚
離婚届にはHの署名•捺印がありました
👓知りたくはないけれど
Hがこのとき何処で寝泊まりしていたのかは知りません
もしかしたら義母宅に身を寄せていたのかも判りません
義母には、さぞかし自分に都合の良い話をしていたことでしょう
離婚すれば私は赤の他人に戻ります
でも娘や息子達は?
15才未満の子どもなら親が籍を移動させることができますが、3人ともとっくに無理な年齢です
Hは自分の子ども達のことを一体どのように考えているのでしょうか
👓無視
Hからメアドを指定されましたが、「メールでやり取りをする前に一度直接話したいので電話に出て下さい」と何度もHの携帯にかけては留守メッセージを残しました
予想通り、応答はありません
封筒が置かれてから約1ヶ月後、自宅のオーナーから「ご主人からお家賃の残額が入金されていません」と連絡がありました
Hが住む気もない家の家賃を払うとは思えず、今後は私が支払う旨を伝えました
契約者が所在不明ということで、慌てて電気•ガス•電話•新聞の契約者変更手続きも行いました
自宅の賃貸契約については「まさか⁉️」のトラブルで損害を被りましたが、また別の機会にでも…
👓通報
仕事から私が帰宅すると「不法侵入、通報」と修(仮名。長男)の自筆メモ
修が一人で在宅時にHが鍵を開けて入室
予々Hのことを「人間ではない」と言っていた修にすると、自宅に居付かず、離婚を望み、連絡も拒否するHの行いは不法侵入でしかなかったのでしょう
修が警察に通報し、警察官が駆けつける騒ぎになっていたようです
Hが全力で言い訳をし、その場を収めたらしいですが、今思うと動画でも撮りたかったですね
実息子に通報される親って…?
その後も勝手に来ては、曜日に関係なくゴミ置き場に不用品を出していたようです
せめて立つ鳥は後を濁さないようにしたいものです
👓膠着状態
年が明けても、一向に話し合う機会はなく、Hからは「話し合いはメールで」のファックスが届くばかり
メールが嫌なのではありません
①受信したメールは必ず読む
②読んだメールには必ず返信する
③意見の相違は当たり前と心得る
④お互いに歩み寄る姿勢を持つ
⑤決定したことに禍根を残さない
この5つが確認できれば、後はいくらでもメールのやり取りで結構です
今更Hの声を聞きたいとも思いませんし、汚い言葉を聞くのも耐え難いですから
私物の引き取り・不用品処分•メールで話し合う前に確認したいことがあるからと、Hの携帯に留守メッセージ
Hの一方的な離婚宣言から、4ヶ月半経っても一度も話し合えない現状
もう期待するのはやめました
共有財産の分与にHが気づかないうちに、実力行使に出ることに決めました
vol.100に続く
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