日本帰国時のPCR検査を120ドルでハワイで受ける
まず、日本入国に際して必要な3つのものをご紹介します。
・72時間以内の陰性証明書
・厚生労働省のオンラインフォーム記入 & QRコード
・COCOAアプリ
その上で、本記事では、僕が最も心配だったハワイでのPCR検査・陰性証明書の作成を中心にご紹介します。
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本記事の執筆時点では、日本の多くの県で緊急事態宣言が出されている状況であり、
・フライトの72時間前のPCR検査
・公共交通機関の使用不可
・日本についてから14日間の隔離
が必須となっております。
さて本題の120ドルで受けられるPCR検査の特徴ですが、
・即日申し込みが可能
・即日検査・結果判明
・検査場所は市内と空港にあり、非常に便利
・金額は120ドルのみ
・日本語対応はしてない
・証明書も作成してくれる(用紙は厚生労働省のHPより自分でダウンロードし、印刷し、結果判明後に持ち込み)
流れ
1. オンラインフォームへの登録
2. 検査場へいく(パスポートが必要)
3. 検査を行う
4. 結果がメールで来る
5. 外務省のHPよりこちらのPDFをダウンロードし、印刷する
6. メールと印刷したものを検査場へ持参し、サインをもらう
7. 完成
となります。
一つ一つ順番にご説明します。
1. オンラインフォームへの登録
こちらのPre-Registerから、スマホからでも簡単にできるようになっています。簡単な健康診断とメールアドレスや電話番号などの個人情報を正確に記入します。ここで間違えると診断結果も届きません。
全ての登録が完了し、カード情報を入力し決済が終わると完了です。
その後、登録した電話番号宛てにSMSでQRコード取得のためのURLが届きます。
2. 検査場へいく(パスポートが必要)
検査場はオアフ島の下記のホテル内にあり、年中無休(土日祝日もやってる)で、9時から17時まで空いています。
事前の予約は不要で、受付でPCRを受けたい旨伝え、オンライフォーム登録完了後に送られてきたQRコードを提示します。
ちなみに、場所はショッピングセンターから徒歩で10分ほどで着きます。
クジラの絵が大きく書いてあるビルとセブンイレブンが目印です。
(検査場所)
ホテル名:Hawaiian Monarch Hotel in Waikiki
住所:444 Niu St Honolulu, HI 96815
営業時間:年中無休 9時-17時
予約:事前予約不要
Google マップ:https://goo.gl/maps/NCG2bahNBpqd8WR4A
3. 検査を行う
無事に受付が完了すると、検査キットを渡されます。
指示に従い進むと、検査場があります。
先生の指示に従い、横を向き、棒を鼻の奥に自分で差し込み、ねじって鼻の粘膜を採取します。その際、指示される部分以外は触れてはいけません。
くしゃみするくらいがちょうどいいらしいです。
4. 結果がメールで来る
結果はその日の夜に、登録したメールアドレスに届きます。
検査場でもらったトークン(パスワード)を入力すると、結果を開くことができます。
5. 外務省のHPより証明書のフォーマットをダウンロードし、印刷する
こちらの外務省のHPにある証明書のフォーマットを印刷します。英語と日本語の2種類がありますが、どちらでも大丈夫だと思います。記入するのは現地の方なので、僕は英語を印刷しました。
印刷する場所ですが、ご自身の滞在しているホテルのロビーで「印刷したい」と伝えれば、印刷してくれると思います。
エアビーなどで宿泊してる場合、他のホテルのカウンターに行き、その旨を伝えれば、印刷させてもらえると思います(有料?)
また、本記事を書いている時点では、HISなどの旅行代理店の店舗・市内にあるラウンジもほぼ全て閉まっていましたので、そこでは印刷できません。
FedExやUPSなどの拠点では、数セントで印刷可能との情報がありましたが、今回は試しておりません。
6. 検査結果と印刷したフォーマットを検査場へ持参し、医師のサインをもらう
日本入国時、医師による陰性証明書が必須です。陰性証明書は、検査拠点で作成してもらえます。
僕の場合は、検査は市内で行い、証明書は空港でもらいました。(市内の拠点で書類を作れるかは確認していません)
空港では、旅行客や空港関係者も多く並んでいますが、「書類を作ってもらうだけ」とスタッフに伝えるとすぐに対応してもらえました。
ちなみに空港で書類を作成しようとしている方は、時間に余裕を持ってください。
理由は
・ハワイアン航空のカウンターと検査場がそれぞれ空港の端と端に位置しており、移動に時間がかかる
・検査場で並ぶ時間が不明
のため、あまりギリギリの移動はお勧めしません。
特に日本行きの便ではハワイアン航空を利用する方が多いかと思います。ハワイアン航空のターミナル1は空港の端、検査場は真逆の端にあるので、移動にも時間がかかります。
7. 完成
おめでとうございます。これで晴れて陰性証明書を手にすることができます。
また、日本入国に際しては、冒頭で紹介しました他の二つも用意が必要ですが、どちらもさほど時間はかかりません。
他の病院での検査に関して
オアフ島には検査を受けられる病院が多く存在しています。
ですが、値段は最低でも180ドル(聖路加病院)で、残りは病院は300ドルほどかかります。上記の病院では、検査から証明書の作成まで全てやってくれる(と思う)のですが、やはり僕には割高に感じました。
今回、ご紹介した方法では
・日本語対応してない
・印刷の手間もある
などのデメリットがあります。
そのため、お金に余裕があってラクに進めたい方は、上記の病院で行うことをお勧めします。
最後に
COVID-19の状況により日々、情勢が変わります。
海外へいくことのハードルは依然高く、ある程度、自分で情報を得ることができないと難しいと感じました。
ちなみに今回、初めてハワイへ行きましたが、事前に聞いていたように、「どこでも日本語が使える」というのは、現状は感じませんでした。
旅行業も深刻な打撃を受けており、日本語ができるスタッフがいなくなった?と思いました。
僕がいた時期は、バレンタイン等を挟んで、アメリカのホリデーでした。そのため、本土からの旅行客と思われる方が多く、割と賑わっていました。
ただ日本からの航空機は依然として安い上に、日本人観光客と思われる方はほぼ皆無で、全体的に空いているほうとのことです。
時間に余裕がある方は、挑戦するのもいいかもしれませんね。
ここまでを踏まえ、本記事が誰かの役に立てばと思います。