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富裕層とは、大株主でありビジネスオーナーでもある。

どうも、高原祐一です。

先日、とある資産家の講演会に参加してきました。上場企業の株や不動産をいくつも持っている方です。

富裕層ってみなさんはどういうイメージでしょう?株のトレーダーでしょうか。ロールスロイスに乗っている人でしょうか。城のような家に住んでいる人でしょうか。

富裕層にも定義がある!

実は富裕層の定義というものが一応あるみたいでして、「資産1億から5億」の世帯のことを富裕層というらしいです。ちなみに資産5億以上の世帯は「超富裕層」だそうです。

「富裕層」は日本全国でおよそ124万世帯、「超富裕層」は8.7万世帯だそうです。

参考までに広島県全部の世帯数が126万世帯、東京都中央区の世帯数が9.7万世帯なので、それよりも少し少ないぐらいです。多いような、少ないような感じですね。

https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2020/cc/1221_1

資産って具体的に何だろう?

上記の野村総研の統計では、資産とは、『預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた「純金融資産保有額」』のことを差しています。

不動産が含まれているかどうか書いてありませんが、キャッシュで不動産をバンバン買うことは考えにくいので、ほとんどが借入金(負債)があると仮定して、不動産は純金融資産には含まれないとしましょう。

また預貯金は資産を増やしませんから、預貯金よりも株式、債券の比率が高いものと推察されます。

債券は国債や社債のことですが、債券は貸したお金と利息が償還日(期日)になると返ってきます。一方株式は景気や会社の業績によって配当金が得られる可能性があります。

つまり、大雑把にいえば富裕層や超富裕層は、株式をうまく運用して資産を増やした人たちと言えるでしょう。

どうやって資産を増やしたのだろう?

https://diamond.jp/zai/articles/-/242469

さて、例えばの話ですが、上記によると2022年5月2日時点で一番利回りが良い=配当金がもらえる会社は日本郵船です。この日の終値は9,790円でした。100株単位での売買ですので979,000円の時価総額になります。1株あたりの配当予想は1,200円、100株で120,000円です。こうやって考えると資産1億、5億はとてつもなく遠い道のりですね。

たくさんの株を買うためには初期投資が必要ですね。しかし株のインカムゲインやキャピタルゲインだけでは回収するのに時間もかかり、景気や国際情勢、気候など変化に左右されます。

たくさんの資金を得るには、やはりビジネスで儲けるのが鉄板のようです。フォーブス「世界の長者番付」では、1位イーロン・マスク(テスラ)2位ジェフ・ベゾス(アマゾン)3位ベルナール・アルノー(LVMH、クリスチャンディオール)など、世界的企業の創業者であり大株主がランクインしています。自社株の資産を上げるとともに、他にも多数の他社の株式を保有しているのでしょう。最近イーロン・マスク氏がツイッター社を5兆6千億円で買収したのは有名な話です。
https://memorva.jp/ranking/forbes/forbes_world_billionaires.php

ということで、富裕層は大株主であり、大株主はビジネスで成功した人、といえるでしょう。今はビジネスが面白いし自由に投資に使えるお金はまだまだ足りませんが、いずれ大株主になったら隠居生活も夢ではありません(笑)。選択肢が青天井に増える人生って楽しいですね。

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。


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