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酔っ払いより笑わせるから飲み会に呼んで
実は、もう4ヶ月酒を飲んでいない。断酒を継続している。宮崎智之著『平熱のまま、この世界に熱狂したい』をつい昨日読了したばかりだが、同じく断酒をした著者の気持ちが痛いほどわかった。
断酒を受け入れるためには、まず自分の弱さを受け入れることから始まる。アルコールへの耐性の弱さではなく心の弱さだ。
今日も気のおけない10年来の友人との飲み会があった。引き続き断酒を継続していたのだが、相変わらず初めて説明をする際、なんと伝えるかは難しい。そして、やはりたくさん酒を飲んで仲良くなった人ほど受け入れてもらうことが難しい、と感じている。
ある意味酒を飲むことは自己開示なのだろう。自分はこれだけたくさんの酒をあなたの前で飲みますよ。そして、酒をたくさん飲むということは、えてしてあなたの前で醜態を晒すリスクもはらんでいますよ、という。ここまで意識して飲んでいる人もいないと思うが、約4ヶ月断酒して、無関係ではないと感じている。
断酒を告げていろんな反応があった。残念がってくれる人がいることはとてもありがたい。だから、酒を飲まずとも楽しませなきゃいけないなと、改めて思う。飲まないのに飲み会の場に置いてくれる対価として。飲み会の場に飲まない人がいる時の、ちょーっとだけスンとする感じがわかるから。
この期間、親友の結婚式が2回あった。どちらも披露宴から2次会とフルで参加して、すべてノンアルコールで通した。こちらも並大抵の覚悟で半端に断酒はしていないので。ハレの場を醒めさせる自覚を持ちながらも断酒を継続していますので。
でも、結局人と話して笑わせるのが大好きな僕は飲み会の場が好きらしい。これからも酔っ払いより笑わせるから、飲み会に呼んで。