見出し画像

子育てひと段落のママがお花の先生になるための近道

大阪市でフラワーアレンジメント教室をしているちゃっぴぃです。

今回は子供が学校に通いだし、自分の時間が少しももてて「何かを始めたいな」と思っているママに向けて書いてみようと思います。

お花の先生に限らず「〇〇の先生になるための近道」として、あなたが気になっているワードを入れて読み進めてもらっても良いと思います。

では、つれづれと書きま~~す!

独身時代にフラワーアレンジメント教室に通っていた
子供が生まれるまでは自分で花を買ってきて飾ったりしていた

そんなあなた!
余裕ができると、昔通っていた習い事や趣味などを再開したいと思ったりしませんか?

そしてもう少しがんばって、自分も花を教たりできたらなぁとか考えたりしませんか?

でも、お小遣い程度でも働いて稼ぎたい、ちょっとでも若いうちに仕事をみつけたいと思っているのに、そんなに時間とお金をかけられませんよね。

そこでいくつかの近道を考えました。

私はどうやってお花の先生になったのか

さきに、私のことを少し書きます。

私は会社員をしていた20代前半に、ひょんなことからフラワーアレンジメント教室に通いはじめたのが花との出会いです。
そして勤め先が移転するのを機に会社を辞めて、「だったらウチに来たら?」と軽いノリで誘われたフラワーアレンジメント教室のスタッフになり、そこで10年ほど働きました。

途中結婚し、36歳のときに息子を出産。
その後子供が幼稚園に通い始めたタイミングで、スクールの講師に復帰するつもりだったのが、育児と仕事を両立することができず体を壊してしまうことに。
気持ちも折れちゃって、お世話になったスクールを辞めてしまいました。(その後再びこのスクールにはお世話になります。ご縁は大切に)

そんなときに登場するのが、
私を応援してくれたのがママ友達!

「ちゃっぴぃお花教えてよ」といって生徒役になってくれたり、アナログな私にかわってブログを作ってくれたり、他のママ友に宣伝してくれたりして、自分で教室を始める流れを作ってくれました。
あらためて感謝感謝です(涙)

このように私の場合は、

スクールスタッフ・講師としての経験と勉強時間、
ママ友の手厚いサポート

という振り返れば、かなり恵まれた状況からのスタートだったと思います。

しかし、昔勉強していただけの場合、ママがお花の先生になるにはもう少し時間が必要です。

資格をとる 

フラワーデザインに関する資格は国家検定から、どこかの小さな協会の講師資格まで色々と山のようにあります。

レッスンをしていると
「先生はお花の資格も持ってるんですよね。すごいなぁ」と、言われることがあります。

フラワーデザインスクールでのスタッフ時代はOL時代より貧乏でしたが、たくさん勉強させてもらいました。

お花の先生は、フラワーデザインを教えてお金をいただくのだから、それなりの自信と裏付けは必須です。

そして「資格保持者=教えてもらう値打ちアリ」と生徒さんが考えるのも自然です。

絶対資格必要!とは言いませんが、名刺代わりに花の資格をもっておくことは大切だと思います。


では、どんな資格が良いか。

たとえば独身時代に何かの花の資格を途中まで勉強していたなら、それを極めることも一つです。
また短期間で取得できる花の資格もあります。
資格によっては、組織の一員となって協会が独立開業のサポートをしてくれることもあるようです。

「このデザインが好き」
「この技術を習得したい」
「この期間と料金ならがんばれる」

などなど、色々考えて選んでください。

先のノート記事『お花の先生になるのに必要なチカラ』でも書いたように、動き出してみると自分のレベルにあった生徒さんと出会えます。
あなたがスキルアップすれば、さらに生徒さんの幅も広がります。

資格取得は教えながらでも可能なので、最初からパーフェクトを目指さないでください。
そうでないと、たぶん…息切れします。

フラワーデザイン教室に通ってみる

資格取得のためにどこかの教室に通いはじめる、資格取得は迷っているけど久々にレッスンに通ってみる。どちらも良いと思います。

このとき大事なのが「生徒目線」と「先生目線」

お花の先生になるという目標のために、もう一度フラワーアレンジメント教室に足を運んだのだから、習って作って満足してるようではいけません!

生徒としてフレッシュな気持ちでフラワーデザインを勉強する自分と、先生になったときのことを考えながらレッスンを受ける自分が必要です。

最初から2つの目線でレッスンを受けるのは難しいと思います。
それでも、久々の「自分時間」に慣れてきたら、是非2つの目線を思い出してください。

👀先生目線でチェックしたいこと

●先生のファッションチェック
●生徒さんが教室に来たときの先生の対応
●先生のレッスンの進め方
●生徒さんのアレンジ作品にアドバイスをするときの先生の言い方

脳みそフル回転ですよ!

そして心の中では2つの目線がやりとりしだします。

●「あんな言い方したら、プライドを傷つけずに注意できるんや」
●「ほめるんうまいな~~~」
●「次のレッスンの宣伝の仕方、イヤミないな……」


レッスンどころじゃない?いやいや、限られた予算と時間でチャレンジするって決めたんです!いっぱい吸収してください。

花屋さんで働いてみる

長らく花をさわっていないなら、リハビリを兼ねて花屋さんで働くのもおすすめです。

花屋さんで働くと、フラワーアレンジメントを習っているだけの時には、勉強できないことが学べます。

花の水揚げの仕方や花の手入れ方法が分かり、さらに手際よくそれらが出来るようになります。

またうまくいけば、バスケットアレンジや花束を作らせてもらえるかもしれません。(ま、これはベテランスタッフが担当する場合が多いです)
ラッピングの仕方なども、時給をいただきながら勉強できます。

お花屋さんも他のお店同様、土日に出勤しないといけなかったり、年末年始に休みにくかったり、ハードルは高いですが、条件があえば是非チャレンジしてみてください。

いざ教えてみる!

リハビリを済ませ、家族の理解も得たところで、まずは小さな一歩を踏み出してみましょう。

私は自宅リビングでレッスンを始めました。
先生仲間は、自宅の一室を教室スペースにしたり、空きスペースに家族がアトリエを作ってくれたり、実家の一部をリフォームしたり様々です。

仕入れ先を見つけたり、開業届を出したり、小さなハードルはいくつも登場しますが、たぶん大丈夫。

レッスンをきっかけに、有意義で楽しい時間が作れるようになります。
「やってみよう!」と思ったときがタイミング。
家族も自分もストレスをためずにすむように、少しずつコマをすすめてみてくださいね。

このノートのアイキャッチにはsujakuさんの画像を使わせていただきました。さわやかで凛としていて大好きです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?