自分でドライフラワーを作るときの注意点とおすすめの花
今日は6月3日。
やっぱり今年も暑くなってきました。
暑くて湿気の多い状態は、人間がウダっとしてしまうように、花もヨレっとしやすくなります。「気軽に花を飾ってみよう!」と言われても、花が長持ちしないと、ますますヨレっとしてしまいますよね。
そんな暑い夏、ドライフラワーを作ってみませんか?
お気に入りの切り花を、2~3日はイキイキした状態で楽しんでから、ドライフラワーになる経過も楽しむ!これなら夏も花のある空間を作ることができます。
そこで今日は、ドライフラワーにできるおすすめの花と注意点を紹介します。
ドライフラワーを作るときの注意点
「ドライフラワーは乾燥した花。作るときも、飾るときも乾燥状態を好みます。
湿気の多い梅雨の時期にドライフラワーを作るなら、風通しの良い場所を選びましょう。
換気扇やエアコンの前(天井からぶらさげる)、窓辺などがおすすめです。
直射日光が常に当たる場所は、日焼けや色あせの原因になるので避けましょう。
乾燥中はさかさまにしてぶら下げる
ドライフラワーにするとき、花は逆さにしてぶらさげます。
その理由は、花をまっすぐな状態で乾燥させるため。
花瓶に生けたような状態では、花首が折れ曲がり、しおれたような状態で乾燥してしまいます。
ちなみに私は出来るだけ早く、キレイなドライフラワーを作りたいから、扇風機をあて続けられる場所にぶら下げます。
キレイなドライフラワーにしたいなら早めにぶらさげる
生花で長く花瓶に飾ってから、あと3秒で花が散るほど満開まで咲いてからでは、キレイなドライフラワーは作れません。(世の中そんなに甘くありません)
古い花(切り花で長く飾った花)で、ドライフラワーにすると、散りやすく長持ちしません。
せいぜい2~3日生花で楽しんだら、ドライフラワーにすべくつりさげましょう。
どれくらいで完成するの?
ドライフラワーになるまでの時間は、植物により異なります。
早く飾りたいあまり、十分に乾燥してない状態で花瓶に挿してみたりすると、花首が曲がってしまったり、カビが発生しやすくなります。
1~2週間乾燥させてみて、触ってパリパリなら大丈夫!
しかし、梅雨の時期はドライフラワーになってから新たに湿気を吸うことがあります。
乾かしながら、ぶら下がってる光景を楽しむくらいが、いいかもしれません。
ドライフラワーにしやすい花①バラ
ドライフラワーにすると、本来の花の色より濃くなります。それをふまえてバラの色を選びましょう。
おすすめはピンクのバラ。
濃いピンク色のバラのドライフラワーが出来上がります。
そのほか赤いバラなら黒っぽく渋い感じ。
白や黄色のバラは汚い黄色になってしまうことがあるから注意です。
②千日紅
千日紅や、ストロベリーフィールドはフレッシュなときから、カサカサしてます。名前のとおり、「千日経っても紅色」なので予定通りのキレイな色で乾燥させることができます。
③ヒマワリ
ヒマワリは、ドライフラワーにしやすいというよりも、ドライフラワーにするとカッコいい!
④ユーカリ
オシャレママの大好物ユーカリ(笑)
ナチュラルな雰囲気がお部屋に作れて、とても人気があります。
ユーカリは匂いもいいので、お得感あります。
⑤ノコギリソウ
ノコギリソウはドライフラワーにしても、あまり色もかわりません。
夏の時期に出回る花です。
⑥ニゲラの実
ニゲラは花が散ったあと、花芯部分がぷくぅと膨らんで、風船のような実ができます。
春から初夏にかけて花が咲くので、夏に花屋さんでみつけたら、是非ゲットしてみてください。
⑦ラクスパー
ラクスパーは、茎の長い花で小さな花をたくさんつけます。
元の花の色より濃い色で出来るから、鮮やかさに欠けるドライフラワーの中でも重宝します。
写真はまさに我が家で吊り下げながら、乾燥中のもの。元は優しい紫のラクスパーでした。
飾ってからも放置プレイしない!
ドライフラワーは、水替えなど手入れ不要なので、ついついほったらかしになります。
おしゃれカフェ風にドライフラワーを飾っていたはずが、気づけば色あせ、ほこりだらけ。「え⁈カビ生えてる⁈」ということになりがちです。
生花よりも長い時間楽しませてもらったら、衣替えのタイミングにでもドライフラワーもお取替えを。また次の新しい花にチャレンジしてみてください。
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