本の紹介『大人の週末起業』
今回は藤井孝一氏著の「大人の週末起業」を紹介します。本書は、50代のサラリーマンに向け、定年後に起業して稼ぐ方法が書かている本です。
〇本書を一言でまとめると?
「サラリーマン生活で身に着けた専門性や経験を活かして、じっくり起業していきなさい」
です。
〇本書のポイントは?
本書のポイントは2つにまとめられると思います。
①既存の専門性や経験を活かせ
なぜ既存の?新しいことは始めなくてもよい?
・アラフィフサラリーマンのあなたは、既に豊富な経験や専門性、人脈を持っているのです。それを活かさない手はありません。
・もうアラフィフにもなると、ゼロから勉強する時間はありません。そもそも新しいこと勉強するの、嫌ですよね。
②稼げるまで時間がかかってもいい
それってどういうこと?
・いざ起業しようと思って行動しても、収益が上がるまでは普通、1-2年以上かかるものです。
・でも、「週末起業」という方法であれば大丈夫。収入は本業でありますし、時間は週末で確保すればいいのです。
・50歳で始めても、定年まであと10年もあります。その間に軌道に乗せれば大丈夫です。もちろん、始めるなら早い方がいいです。
〇本書で学んだことは?
私自身は20代で、本書のターゲットの年齢層と若干ズレていました。それでも学んだことは、上で書いた「②稼げるまで時間がかかってもいい」という内容です。
もう少し内容を詳しく説明します。まず、起業までの大まか流れは以下のように紹介されています。
経歴の棚卸⇒専門を決める⇒プロフィールを作る⇒ブログやSNSで情報発信する⇒集客が見込めたら、勉強会やセミナーを開く⇒相談に乗る⇒クライアント獲得
言葉で書くのは簡単ですが、実行するのは非常に難しく感じますよね。起業ってそんなものかと思いました。何事も軌道に乗せるまでは、時間と労力がかかるわけですね。それでも、お金や時間にゆとりを持てる点で、「週末起業」は優れているのかもしれません。
私としては、上の太字の箇所まで取り組んでみようと思いました。まずは粗削りでもいいから、ブログやSNSで情報発信する。その中で、見てくれる人がいたらラッキーだし、途中で頓挫しても学べることはいっぱいあるはずです。頓挫すると例えば、継続できなかった理由は何か、誰も見てくれなかった理由は何か、を考えるきっかけになります。それを考えることで次に繋がるのだと思います。
以上、50代のサラリーマンに限らず、副業始めてみたいと思っている、私のような20代サラリーマンの方も、ぜひ読んでみてください。
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