たらいの水の話

「たらいの水の話」というものがあります。
有名なお話ですのでご存知の方も多いかもしれませんが、二宮尊徳さんの教えです。

その教えによると、
まず人間は皆空っぽの、たらいのような状態で生まれてくるのだそうです。
そして、そのたらいに自然やたくさんの人たちが水を満たしてくれるのだそうです。
ここでいう水とは、自分自身が生きていく上での「幸せ」といったものをさすのだそうです。

その水のありがたさに気付き、感謝した方は、他人にもあげたくなり、誰かに幸せになってほしいと感じて水を相手のほうに押しやろうとするそうです。
押しやろうとしても、たらいの中の水は、自分に戻ってきて離れる事はありません。
要は相手が幸せになるために、「自分はもう要りません」と他人に譲っても、また戻ってくるし、絶対に自分から離れる事はないそうです。

逆にその水を自分のものだと考えたり、水を満たしてもらうことを当たり前と錯覚して、「足りない、足りない」、「もっともっと」とかき集めようとすると、幸せは自分から離れていくそうです。

最近は、「私が良ければ」とか「他人は関係ない」という意識を感じる事が多いです。

今一度私も含めですが、みんなが幸せになるために、今自分ができる事は何かを今一度考えて行動してみませんか?

何も難しい行動は必要ありません。
困っている方がいたら手を差し伸べてあげる。
ゴミが落ちていたら拾う。
トイレのスリッパを揃える。
そういう事からで良いと思うのです。
その小さなエネルギーが、積もり積もって、世の中の「幸せエネルギー」は上がっていくと思います。

できるところから行動してみませんか?

今日もお読み頂きましてありがとうございます。

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Yukikazu Kawagita
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