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魔法のぼかし肥do_no部 5 実験と本番 そして草堆肥
ぬか&納豆水オンリーのプチ実験。
いろんなものをブレンドした本番。
両者揃った状態で一晩が明けました。
プチ実験
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水分は昨日より減っていて、ちょうど良さそうな湿り具合。
ただ、温度が上がっているのは底のほうのみ。
匂いの方もきつくなっていて、腐敗臭はしないものの、
「ん?これはあまりいい方向にいっていないかも」
という気がし始めました。
匂いのせいで家に置いておけないのであれば、もう米袋にこだわる必要はありません。今朝、攪拌して土嚢袋に移動させました。
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もう一回無事発熱したら、発酵を止めようかと思っています。
本番
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こちらも発熱が始まっていました。
熱のせいか、仕込みの時には感じられなかったコーヒーの香りが。
あはは、モーニングコーヒーだ。
(微妙に違う香りもするので、ちょっと無理があるけれど。)
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作業完了。
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右:本番。土嚢袋を二重にしています。
多少羽虫はきているものの、多分これは、外袋に付着していた材料によってきたものだろうと推測。通気性さえ確保できれば、このままでいけそうです。
おまけの話
ぼかし肥の前に作った草堆肥を利用開始しました。
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使ってみて強く感じたのは、なんの違和感も感じない、使い心地のとても良い堆肥であるということ。
買ってきた園芸用の土は、もちろん使い勝手がいいですし、庭の土も、生ごみだの落ち葉だのを延々と漉き込んでいるので、それなりの土にはなってきています(多分)。
それでも、なんか違うよなあ、と感じていました。
植生豊かな山に行った時に見かける、ふわふわした腐葉土。あれが一番しっくりくるけれど、山を買わない限り(!)、そういう土を手に入れるのはむりだろう、と思っていました。
ところが、草堆肥作りでできたものは、山の土に近いのです。
これならいくら使っても、植物たちにとってはストレスフリーだろうな。
そう思わせてくれる堆肥でした。
作る過程もとても楽しかったけれど、堆肥作りの本当の楽しさは、ここにあったか、という気分です。
植え替えをしながらニヤニヤしている私の姿を、ご近所さんに見られていないといいけれど。