23/11/05の日記・ぶどうのケーキを二人で食べた

支払い期限が2時間後に迫った好きなバンドのライブのチケット代をコンビニに払いに行った。
メールを見る習慣がないせいで当選メールを見逃していたんです。
部屋着の上からウインドブレーカーを羽織って外に出た。
チケット、取れてみると「あー取れちゃったか」と思ってしまう。まだそこまでメジャーなバンドではないので、思ったよりすんなりチケットが取れるのは、そりゃそうだよなという感じ。
それに、誰を誘うか決めないまま2枚取ってしまった。夫なら誘えば二つ返事で付き合ってくれるんだろうけど、それでいいのか?もっと誘うべき人がいるんじゃないか?どうしよう。誰かは誘います。

この時間にも犬が散歩していた。夜にすれ違う犬は、なんだか気性が荒いのではと思ってしまう。恐々すれ違ってみたけど逆に犬の方が飼い主の後ろに隠れてしまった。怖がらせてごめん。

夜21時とはいえコンビニはまだ活気があるのだった。店内明るすぎる。乾かしたての髪にすっぴんウインドブレーカーが恥ずかしくなる。

最近お気に入りのコンビニ惣菜と、睡眠サポート機能があるトマトジュースを買ってみた。
トマトジュース、夫のぶんも買ってあげようかと悩んだけど、ふと抵抗力が働いて自分の分だけ買った。
別に夫が何というわけではなく、夫の分を一緒に買うと、トマトジュースが自分のための労いだということを忘れてしまいそうなので。私は自分の出来事に何かと人を介入させがち。夫への労いは自分のとは別でいいのです。

そういえばこの週末、数年ぶりに大学の恩師に会った。
ほかの学生に比べるとある程度交流が深かったから、覚えていてくれてるとは期待していたけども、本当に覚えてもらっているとビビっちゃう。
私がひとつの記憶の枠を貰えることが嬉しくて。
なぜか自分なんて人の人生のなかでは大して重要じゃないだろうと思ってしまうけど、私だって何となく覚えている人沢山いるもんな。

そろそろインターネットに入りすぎてしまったので日記を閉じます。最近、ネットのなかに存在してる時間が長いことに不安を覚えるようになった。健全です。ではおやすみなさい。

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週末は
童話の宝石のような
ぶどうのケーキを
二人で食べた

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