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尊敬する人小説家編『松本清張』
「北九州中央図書館の周りが綺麗になってますよ」とお客様から情報をいただき、久しぶりに図書館近辺を歩いてみました。
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何年かぶりに、図書館すぐ近くにある『松本清張記念館』にも入ってみました。
(↓松本清張記念館公式HPです。)
![](https://assets.st-note.com/img/1653990264312-svRAIAbTUe.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1653990309540-8hUApc7mzR.jpg?width=1200)
松本清張は小説家デビューするまでは、長く北九州市で苦労されたそうです。
私が松本清張作品を好きになったきっかけは、邦画『砂の器』を観てからです。
美しい日本の風景の中放浪する親子が胸に刺さりました。
それから松本清張の作品を読み漁りました。
松本清張作品の根底には、北九州市出身の人々がかかえる『うまくやれない感』が流れているように感じ取れます。
砂の器の主人公は、苦労して苦労してもう少しで成功に近づくところでつまずいてしまう。
北九州の人々も、輝かしい場面は福岡市に行ってしまい、自己主張が苦手な事もあり、なかなかうまく立ち回れません(私も含め)
しかし松本清張の凄い所は、それでつぶされるのではなく『どうせ上手く生きられないのであれば、とことんタブーに挑戦してやろう』といった姿勢です。
◆ハンセン氏病をテーマにした『砂の器』
◆米軍兵集団脱走事件を元にした『黒字の絵』
◆「推理小説家のくせに」と言われながら完成させたノンフィクション大作『昭和史発掘』
私も松本清張のように開き直れればよいのですが…。
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