日本も移民問題から逃げられなくなった。映画『海辺の彼女たち』
昨日はチャオカフェ店主がメンバーになっている、北九州映画サークル協議会の例会(鑑賞会)でした。
(↓北九州映画サークル協議会ブログ)
http://kitakyueiga1953.blog.fc2.com/
上映作品は『存在のない子供たち』
(↓存在のない子供たち公式サイト)
http://sonzai-movie.jp/
中東で貧しい両親の元に生まれた約12歳のゼイン。
なぜ約12歳と言われるのか?実は彼の両親、役所に子供の出産証明を一切届けていないのです。その為、ゼイン達兄弟は存在を証明するIDがありません。
ある日ゼインの妹(10歳ぐらい?)が、中年の男とお金で強制結婚させられます。それに反発したゼインは家を飛び出していきます。
行くところが無くなったゼインを拾ってくれたのが、自分も違法難民のエチオピア女性です。彼女も生まれたばかりの赤ちゃんのIDを持てずに苦しい日々を過ごします。ゼインに赤ちゃんを預け、自分は朝晩働く女性。しかし彼女、2人を残したまま違法移民として拘束されてしまいます。
赤ちゃんを抱えたゼイン、悲惨な時間が流れていきます。
主人公を演じる少年はシリア難民だそうです。彼の目から放たれる悲痛な光には心が痛くなりました。
ちょうどのタイミングで、今日本でもベトナム技能実習生の厳しい実態を描いた映画『海辺の彼女たち』が上映されています。
(↓浜辺の彼女たち公式サイト)
https://umikano.com/
福岡は今週土曜5月22日からKBCシネマで上映開始です。
開始日5月22日は、藤元明緒監督・渡邉一孝プロデューサーによるオンラインでの舞台挨拶があります。
【スケジュール】
5月22日(土)
本編上映 13:15~14:45
オンライン舞台挨拶 14:45~15:25
移民問題、日本でも他人事では無くなってきました。
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