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☆繋り☆

私は歴史に疎い。
偉人やアセンデッドマスター達の名前を聞いた事はあっても、
どんな功績を残した方かほぼ知らない。
幼少期、自宅の本棚には子供用に学べる本がびっしりと収まっていた。
良かれと思って母が用意したものだろう。
そのどれもが手つかずで折れ線がつく事なく、
後に読書好きの弟が利用し報われた事と思う。

大人に成ってから特にここ数年は、
寝てる時に夢に登場してくれたり、
目覚め時に名前が聞こえたりする事で、
その方を検索する機会を得て知るという流れが多い。

ある時ダライ・ラマが登場した。
ダライ・ラマはアセンデッドマスターだと思っていたが、
検索すると、チベットの法王として御存命!?
現在は第14代という事らしい。
また観音菩薩の化身と言われてるとの事。
観音と聞いて少し身近に感じたが、
ダライ・ラマは名前以外全く知識がなかった。

夢の中で私はリレーをしていた。
トラックを走っていた。
目覚めた時ダライ・ラマから何かを託されたのか?と思った。
しかし私はバトンを受け取ったわけじゃない。
私がダライ・ラマにバトンを渡した。

一瞬頭がこんがらがった。
冷静にそのシーンに同調して視た。
時間の流れが過去から現在に流れているわけじゃないという事を認識するきっかけに成った気もする。
彼に関して一切の知識は無いが、
かつて知り合いだったかもしれない感覚は残った。
確認のしようもない他愛も無い話だ。

話を現実に戻す。
私はなんとなく僧侶に縁がある。
子供の頃から実際の僧侶も割と身近にいたが、
友人や同僚がお坊さんに見えるという事しばしば。

タイのチェンマイにマッサージ留学した経験がある。
仏教伝来と共に中国医学を吸収し、
タイ伝統医学として確立されたと言われるタイマッサージは、
仏陀の主治医が創始者と言われている。

私は元々整体師だ。
中国の推拿を中心に習得する学校で学んだ。
どういう経緯からかある時タイという国に興味を持った。
「微笑みの国」「天使の都」と言われているタイ王国
慈愛に満ちたマッサージは他の比ではないと聞き思い立ったが吉日。
まずは「サワディーカー」も「コップンカー」も解らぬまま単身渡タイ。

振り返り勇気に拍手を贈るw

噂通り優しさ溢れる人々に触れ合いこの国が大好きに成った。
単発的に学んだタイマッサージは丁寧にマンツーマンで教えて頂いているにも関わらず覚えの悪さに泣きながらリベンジを繰り返した。

帰国後タイ語教室に通った。
そこで出逢った友人の叔父様がアユタヤに住んでいた事もあり、
一緒にアユタヤに飛び、
年末年始はプーケットの海辺で花火やカウントダウンを楽しんだり、
一時期はそんな風にタイにハマっていた。

留学したのはそれから数年後の事。
丸1ケ月タイで暮らす生活は本当に楽しかった。
通常夜型の私だが、
タイでの生活は気候やリズムが合うのか、
毎朝6時前には自然に目が覚める。
洗濯をして徐々に起きてくる仲間と爽やかに挨拶。
朝8時皆で朝食。
9時前頃からお祈りが始まり瞑想して夕方まで授業。
終えるとシャワーし飛び出すように街へ。
夜中まで遊んでも寝るのが勿体無い。
明日の為に少し寝る。
早朝に目覚める。
その繰り返しの1ケ月。
1日たりとも不足なく楽しかった。

話が逸れてるw

初日から仲良く成った3人、私以外の2人がお坊さんに見えたって話
前振り長過ぎw
かつての深い縁を感じた。

人と人は繋がっている
知らない土地で安心して過ごせるのは類魂のお陰

海外に行くと必ず近くに他界した祖母を感じる人と出逢う
祖母の雰囲気を感じる世代の近い友達ができる。
何かと私を気遣いとても献身的に接してくれる。
出逢いとは時が経つ程に感動に変わる。
近頃海外に行きたい衝動に駆られている。
思い立ったら吉日という安心はこの先いつ地上に訪れるのだろうか・・・。


気に留め目に留め読んでくださりありがとうございます☆