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東欧医学部Pちゃん
2020年3月15日 23:33
私が東欧医学部に単身乗り込んだのは10代の終わり。もう10年も前の話。空港から大学のある街までバンで揺られること3時間。2月の始めで吹雪いていた。耳がちぎれるほど痛い。首都のソフィアから離れていくと、吹雪の中から辛うじて廃墟群を見えた。『なんて灰色な街なんだろう。』そう思ったことを覚えている。都会に住んでいた私にとって、全てが田舎染みた選択肢のない国で10代を終え20代の初めを生きることは
2020年6月17日 20:04
ブルガリアの医療、こと、私の進学した大学の医療は日本と比較して遅れている事は以前記事としてお話ししました。10年前は最先端医療なんて学べるような状況ではありませんでした。(なぜか産婦人科病棟に手術ロボットダヴィンチがあったけど…)これから医学部留学を考えている人達は、ショックを受けるかもしれません。医学部に簡単に入学できる以外に、プレヴェンという田舎町の医学部に通うメリットってあるの
2020年4月21日 00:12
医学部3年生の時に卒業後は日本に帰ることを決めました。『国試はみんなと同じことをやっていれば受かれるよ』という日本の医学部に通う知人の言葉を信じ、日本とブルガリア医学部の学習内容をすり合わせることを目標に勉強していました。医師国家試験対策予備校に通うとなると年間の授業料が最低250万程度かかります。250万浮かせてみせるぞという意地で国家試験対策をスタートさせました。
2020年3月22日 20:58
東欧医学部に通い始め、2年生で将来的にどこの国で働くかを考え始め、3年生で日本で就職しようと決めました。留学前はEU共通医師免許を取得したらEU圏内で働こうと思っていました。なぜ私が日本で就職しようと思い始めたのか。日本での就職を決意した理由は4つ。
2020年9月27日 12:57
『あなたがやりたい医療ってそんなもんだったの?医療後進国で学んで何がしたいの?』『東大出身の友達に君のこと話したんだけどね、東欧医学部を卒業して医師として働くなんて無理だって言ってたよ。』私がブルガリア医学部に進学する際に周りの人から言われてインパクトのあった言葉2選です。ネガティブな言葉に対して私がなんて返したかと言うと、当時は何も返せませんでしたね。ショックすぎて。自分が辛い時
2024年6月6日 22:30
留学生活をしたことがある人は、多かれ少なかれ留学前と留学後の現実のギャップを目の当たりにすることになると思います。私の場合、留学前と留学後のギャップで1番辛かったのが、医学部留斡旋業者に留学前に言われた言葉が全くの嘘だったと気づいた瞬間!