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21台の山車・御神酒所・御輿が練り歩く「佐倉の秋祭り」に行ってきました!

いよいよ秋が深まってきて、千葉県各地でお祭りが開催されていますね!今回は、私が一番好きな秋のお祭り「佐倉の秋祭り」に行ってきたのでレポートします!🍁


📍佐倉の秋祭りとは?

日付 2024年10月11日(金)、12日(土)、13日(日)
時間 15:00~22:00

佐倉に秋の訪れを告げる秋祭りは、鍵の手のような城下町を三日間、山車・御神酒所・御輿が盛大に練り歩きます。

山車や御神酒所がすれ違う様子や、佐倉囃子に合わせた「えっさのこらさえっさっさ」の掛け声、踊りは佐倉ならではのものです。

麻賀多神社神輿は、千葉県最大級の大神輿であり、威勢良い掛け声とともに渡御される姿は勇壮です。

出典:https://www.sakura-maturi.jp/about/index.html

📍場所は、どこ?

「佐倉の秋祭り」は、佐倉市内(主に佐倉地区)の20町会と麻賀多神社・六崎麻賀多神社・愛宕神社・神明神社・八幡神社の5社合同による江戸時代から300年以上続く祭礼で、母体・メイン会場はJR佐倉駅と京成佐倉駅のあいだにある「麻賀多神社(まかたじんじゃ)」です。

ここは下総国佐倉藩の城下町で、最近ではInstagramなどでよく紹介されている「ひよどり坂」や「武家屋敷」があって、歴史を感じる町並みが広がっています。

駅から会場まで20分くらい歩くのですが、けっこ〜な坂道で、ゴール付近からは町を見下ろすことができます。

個人的に「佐倉の秋祭り」の見どころは、夜です🌚

あたり一面が暗くなってから、遠くに聞こえるお祭りの音を目指して、町のみなさんがゆっくりと坂道を登っていく姿は、なんだか昔の映画を観ているようなきもちになります。

📍今年の「佐倉の秋祭り」のようす

さっそくJR佐倉駅を降りて麻賀多神社に向かって歩いていると、「表町」の御神酒所に遭遇しました!

町の中心を通っている新町通りに出ると、屋台がずらり!地元銘菓の「蔵六餅」さんなども出店しています。とても賑やかな通りを次々と山車・御神酒所・御輿が練り歩いていきます。

「山車」とも「御輿」とも異なる「御神酒所」とは、「曳き廻し屋台」と呼ばれるもので囃子台から上を回転させられるようになっています。勢いよく回る姿は圧巻です!

町ごとに異なる山車・御神酒所・御輿も刺繍や木彫りの造りが美しくて、惚れ惚れしてしまいます!

「肴町(さかなまち)」は修理を終えて113年ぶりに復活したそうです。肴をモチーフに魚やタコの刺繍がされていました🐙

山車・御神酒所・御輿だけではなく、注目してほしいのが電柱に付いている提灯です。町ごとの名前が書かれていて、こちらは「肴町(さかなまち)」の「魚」です🐟

こちらは「間之町(あいのまち)」の「あ」です。かわいいですよね♡新町と弥勒町との間にあることから、「間の町」と呼ばれるようになったそうです。

20:30頃の新町の交差点では、4台もの山車・御神酒所・御輿が集まっていました。「えっさのこらさのえっさっさ」という掛け声とともに活気あふれるクライマックスです!

場所、雰囲気、規模、美しさ、活気、混雑具合、地域に密着していること、、たくさんの魅力が「佐倉の秋祭り」には詰まっていて、何度観ても感動して大好きなお祭りです❤️

「お!参加してたんだ!」「一緒に写真撮ろうよ!」と顔見知りの方たち同士で声を掛け合う姿もよく見かけました。きっとお祭りを通して、より一層コミュニケーションや信頼関係が築かれていくのだろうな、と感じました。

ほやほやの赤ちゃんもベビーカーで参加していたり、幼稚園くらい子たちも大人たちに混ざって一生懸命に曳いていたり、こんなにも壮大なお祭りが小さい頃から身近にあるなんてうらやましい限りでした!

そして、防災を学ぶようになってから「防災」と「お祭り」や「地域社会」というキーワードは密接だと痛感しています。こうしてみなさんの努力によって、お祭りという文化が残っている地域は、きっと防災・防犯にも強いんだろうなぁと思いました!✨

以上、「佐倉の秋祭り」レポートでした🍁


ふだんは1人でも助かる人たちが増えるように「防災」に関する記事を書いています。備えるきっかけになれば幸いです😌🌿

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