映画感想　アイスクリームフィーバー

大画面で吉岡里帆とモトーラ世理奈の顔が見たい

映画『アイスクリームフィーバー』

HPトップに出てくるポスターが色合いもフォントも写真もよい　このピンクかわいい

ポスターで🤔となり興味がわいたが、冒頭に男性が出てきてもしや裏切り…？と怯える
しかしちゃんと求めていたものが出てきてにっこりになる

吉岡里帆がずっとかわいい　
アイスクリーム屋の店員という役だが、こんなに髪の艶が完璧な一般人がいるわけないよ　ぴょんぴょんした毛が存在しない

モトーラ世理奈は思ったより声が低くて背が高い
作中では「所詮顔がかわいいだけ」と揶揄されていたが、アイドル売りするようなわかりやすいかわいさよりは、なぜか惹きつけられるミステリアスな顔立ちという認識だったので意外な設定
かわいいより綺麗より美しいが似合う

キャストもいいが服もよかった
モトーラ世理奈の独特なファッションはもちろんだけど、吉岡里帆の袖の膨らんだ白いブラウス×青いパンツや松本まりかのスウェットもかわいい

こういうエンタメ狙ってない？映画をあまり見たことがなく最初はどう接していいかわからなかったが、絵として楽しめたからOKですになった

時間と空間の構造が面白い
登場人物が交わりそうで交わらないと思ったら交わっている
振り返ってみるとアパートの一室が共通点として存在するのが好き
最後に黒い蝶のモビールが菜摘のアイスクリーム屋に流れ着くところや、
菜摘と佐保はもう会うことはないだろうが、あのときの菜摘の存在があって佐保が次の小説を書けるようになったところ

黒い蝶があまりわからなかった
届けられたモビール、スケボーに描かれた絵、アパートの一室に迷い込んだ蝶

佐保はいつも黒い服を着ていたし、佐保のいなくなった部屋で菜摘の前に現れるので佐保を指しているのかと思ったが、蝶は優と美和の部屋にも現れるのでもっと概念的なもの？

黒い蝶のモビールは誰が佐保に送ったのか？
もう佐保が自分で送ったくらいしか思いつかない

登場人物がけっこう喋るというか語るのが気になる
不思議ちゃんというキャラ付けなのか、そういう映画ですよ〜という意思表示なのか素なのかがわからなかった

考えてみたら佐保は作家という職業で本人も変わってるから許容できるし、美和も若いから…まあ…ということで片付けられなくもない

佐保のペットの話から、「今の日本みたいで、その日本に生きる私たちってかわいそうじゃない」という台詞への飛躍
大事なシーンだとは思うが、台詞が映画とどうかかわっているのかがよくわからなかった　
台詞の内容はそう思うこともあるよねってなるけど、どんな映画にも応用できてしまいそうに感じる　
誰にでも似合う服は誰にも似合ってない理論

ラストでアイスクリーム屋にきた男がショーケースを眺めているとき、菜摘からおすすめしましょうか？と言われて「まず冷たいこと、それから甘いこと」みたいなことを言ったので店から放り出そうかと思った　

あとは優が「泥棒猫」と怒る場面　そんなこと言われたら絶対に泥棒猫？！？と面白くなってしまう　脳がうるさくて映画に集中できない　おわり