見出し画像

十番稲荷神社 - 神社巡り

麻布十番へ

高級住宅と庶民的な文化が混在する、【個人的に過ごしやすそうだけどあまり住むのは、、の街No.3】麻布十番。

土曜の昼下がりということもあり、適度に人が歩いていて、
偶に街角で私が嫌いなタイプのThe インフルエンサー(無職)がマウントのためだけにカメラを六本木ヒルズ方面に向けてポストしているような風景を横目に、ポツンとあるのが今回訪れる十番稲荷神社です。

麻布十番駅を降りてすぐのところにあるとは驚きでした。


神社について

訪問タイミングが良かったのか、偶然こんな幟が!

一粒万倍日、縁起物の授与等、何か良い感じが漂っています。

ちなみにこの十番稲荷は、商売繁盛、厄除け、防火等の大きなご利益がある神社なのですが、
場所柄もあるのか、さすが港区!商売繁盛で訪れる方がかなり多いとのことです。
学芸芸能の神様が祀られているのもあり、芸能人の方もしばしば訪れるのだとか。

私も芸能ではありませんが、仕事の繁盛ということでお参りしてきました。


無事かえる、若がえる、ガマガエル

十番稲荷本殿を参拝し、石段を降りた後、側にこんな石像が!

ガマガエルの親子?のような石像が祀られています。
横にある説明によると、
1800年代初頭、現在の麻布十番周辺(麻布古川あたり)からの火事があり、
周辺が焼けてしまったということがあったそうです。

しかしこの大火事で周辺にあった、
山崎主税助(やまさきちからのすけ)さんという当時の備中の領主のお屋敷は火事を免れたのことでした。

この不思議な現象はなぜ起こったかを調査してみたところ、
この領主のお屋敷の池に居た大きなカエルが水を吹きかけて火事止めたからであるとのことでした!

その実話?から領主の家に火事を防ぐためにお祈りをしてくる方が多く訪れ、その際に配られた【"上"という文字が書かれたお札】が防火等のお守りとして使われたのことです。

その後そお札は戦時中中断してしまったのですが、戦後市民の希望に応えお札が【かえるのお守り】として復活しまし、この石像も奉納されたとのことでした。

このかえるには

元気でかえる
遺失物がかえる(帰ってくる)
若がえる

等の語呂の意味もこめられてるようです!

出典


神社について


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集