2025年冬アニメについてかいつまんで話す
いつものやつ!!!!今年もやるぞ!!!!
・前回
・2024年まとめ
・マガジン
細々と続けているこの企画も5年目に突入しました。アニメを見て思ったことを書いているだけなので大した事ではないですが、ここまで続けるとは思いもしませんでした・・・と去年も全く同じ事を書いていました。何年経とうがアニメばかり見ている人生です。
今回も自分が見ているものの中から10本選び、どれも大体3,4話まで見た時点での感想を書いています。さっさと行くぞ!!!
・クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。
内容はタイトルの通り・・・ですが補足すると、普段言い争いばかりしているクラスメイトの男女がお互いの祖父母から一方的に、半ば脅しで結婚するように告げられ、その日のうちに同棲をする事になるといった話。周りの人間に隠しながら社内恋愛をするアニメもありますが、こちらはクラスメイトに隠しながら結婚という色々すっ飛ばした内容です。
大嫌いとタイトルでも謳っていますが、嫌よ嫌よも何とやらという感じで対立しながらも上手くはやっているドタバタとしたラブコメは純粋に脳に優しいです。感情が昂ってどこかへ走り出してしまう女の子はいつの時代も良いものです。
そして妹では無いが距離感がやたら近いブラコン妹っぽい従妹やギャルもいると、そうそうこういうので良いんだよと1人で食事をしている人みたいな気持ちになります。結局何年経ってもこういうラノベ然とした作品が好きだと気づかされます。
・メダリスト
タイトルだけは知っていましたが、アニメになってようやく見る事になります。元フィギュアスケート選手だった主人公が独学でスケートの練習をする少女と出会い、スケートクラブで指導をすることになる話。序盤からバッジテストや大会に挑む姿が見られ、そこはスポーツものとして見応えがあるのですが、個性が強いキャラ達や奇行が合間に見られて中々にぶっ飛んでおり、そのギャップも面白いです。個人種目であり、特に芸術性が問われるこの競技では我が強くないとやっていけないのだろうかと考えてしまいます。でも決して一人の力で滑っているわけではなく、周りの人に支えて貰うことで競技は続けられるんだなと思わされる場面もあります。
いよいよ大会に入ってきましたが、まだ4話と始まったばかりなので、今後どういう成長を遂げるのか楽しみに見ていこうと思います。キャラが増えたらまたカオスになってくるのでしょうか・・・。
・全修。
オリジナル作品で異世界もの。アニメーターの主人公が弁当に入っていた色鮮やかなハマグリを食べたばかりに食中毒で気を失い、気づけば主人公が好きなアニメ映画「滅びゆく物語」の世界に転生してしまいます。そして転生した時から持っていたタップが光って「描け」と話しかけられると目の前に作画デスクが現れ、そこで描いたコンテが動き出して敵襲などの苦境を乗り切るといった内容になっています。
アニメ映画自体は鬱展開があり暗い作品だったようですが、本来なら死ぬはずのキャラ達を救う事でキャラ達にとっては良い方向に物語は進み、全体的な雰囲気としては明るくユーモラスな作品になっています。空中戦とか、アイドルとか(4話はアイドルというよりはディズニー映画のようでしたが)、主人公がゼンシューのBGMに乗せて描くコンテは、アニメ作画の見どころ、おいしい所が詰まっていて、アニメの楽しさが伝わって来る内容です。肝心の今作の作画自体も大変クオリティが高く、それだけでも見どころは多いですが、序盤から本来死ぬはずだった主要キャラの死を回避しており、今後はどういう展開がされるのかストーリーの方も気になります。
・黒岩メダカに私の可愛いが通じない
週刊少年マガジンで連載されている漫画が原作。一見すると何もかも完璧で、男女関係なく好かれてきた美少女のヒロインが、自分に全く好意を見せない(本当はそういう振る舞いを意識的にしているだけ)主人公を落とす為にあれこれ仕掛けていくといった話。感情が昂ってどこかへ走り出してしまう女の子はやはり良いものです(2回目)。
自分に落とせない男はいないと色々仕掛けているうちに自分の方が気になって仕方なくなる、というのは実にその手のラブコメらしいですが、それより気になってしまうのは随所に見られるラッキースケベ的な展開です。これは素晴らしき様式美の世界であり、見る度に“正しい”という言葉しか出てきません。そうはならんやろと思うような場面もそこはご愛敬。
まだ女の子は他にもいるので今後彼女達がどう関わってくるか見どころだと思います。あんまり女の子が増えると煩悩も振り払いきれないでしょうし、どうなるのでしょう・・・。
・花は咲く、修羅の如く
「響け!ユーフォニアム」の武田綾乃先生が漫画原作を担当している作品で、今回は吹奏楽部ではなく放送部が舞台になっています。
NHK杯全国高校放送コンテスト、通称Nコンの出場を目指すといった内容になっており、朗読やアナウンスの奥深さが垣間見えます。キャラに声が乗るアニメでやるとしても難しそうな内容ですが、そこはやはり声のプロである声優の力量が光りますし、無職転生やおにまいを世に送ったスタジオバインドの素晴らしい作画と演出も相まって申し分ないクオリティになっております。
まだ3話までしか見ていませんが、その3話は特に印象深い回でした。主人公が大会とか、勝つとか負けるとかではなく楽しいだけではダメなのかと葛藤する一方で、自分から朗読を取ったら何も残らないから負けたくないという本音が引き出された内容は、今作の掴みとして素晴らしかったと思います。
今後気になるところと言えばやっぱり人間関係でしょうか。1年生同士だけではなく、2年生の間でも色々抱えていそうな気がするので、そこはこれからどうなっていくか見ていこうと思います。
・悪役令嬢転生おじさん
52歳の公務員がトラックに轢かれそうな子どもを助けるも代わりに自分が轢かれてしまい、気が付いたらおじさんなのに乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったといった話。
悪役令嬢に転生してしまったからにはその役割を果たそうとそれっぽく振る舞おうとするも、周りからの評価や好感度を上げる言動ばかりしてしまうというのが可笑しく、はめふらのようなコミカルさがあって見やすいです。ゲームの内容をよく知らないというのは状況としては非常にまずいはずですが、そこは自身が社会人生活で培った経験、オタク知識、そして親心で乗り切ってしまうのも面白い所です。
あとEDも印象的です。
まさかのマツケンサンバ。替え歌というわけでも無く純粋なカバーですが、作品と妙にマッチしているのが不思議です。
・ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います
内容はやっぱりタイトルの通り。安定の職業として冒険者ギルドの受付嬢として働くも、その実情は激務で残業三昧。そこで、残業の原因である攻略が滞っているダンジョンへ単独で乗り込み、正体を隠したままボスを討伐して残業を無くそうとする話。結局毎回のように誰かしらに正体がバレているので何も隠せていないのですが・・・。逆に業務外での面倒ごとを増やしているのでは・・・?
スローライフを望むからこそスローライフを送れない異世界もののように、定時帰りを望むからこそ残業から逃れられない姿を1話から見せつけられ、自分もアニメを見ているのについ仕事の事を考えてしまいます・・・。真の敵は魔物でも魔人でもなく残業だったのだ!!ただ、彼女の場合は単純に運が無いのもあるかもしれません。家も無くなるし・・・。
この後も残業に苦しみ、今まさに更なる面倒ごとに巻き込まれていきそうな様子なので、どう乗り越えていくのか楽しみに見ていこうと思います。
・RINGING FATE
毎クール1本はある中国制作のアニメ。生と死の挟間の世界「崆」を舞台に現世の記憶をほとんど無くした主人公が、勝てば記憶を取り戻し、負ければ更に記憶を消失、頂点に立てば生き返る事が出来る「運命のリング」と呼ばれる競技へ挑むといった話になっています。1年以上前に「攻略うぉんてっど!〜異世界救います!?〜」という中国で制作された3DCGアニメが日本でも放送されましたが、今作も同じく3DCGで制作されており、こういうゲームでもあるかのようなデフォルメされたキャラが可愛らしいです。サイバーパンク的な世界観もオタク心をくすぐられます。
元はwebアニメで日本のテレビアニメよりは若干短い尺というのもあり独特の早いテンポでコミカルに描かれているのが特徴的ですが、記憶や死を題材としている為、可愛らしい見た目とは裏腹に話は重くなっていきそうな気はします。現世の記憶だけは実写で描かれており、常に不穏な雰囲気が漂っているのも一層そう感じさせます。まずは今後どうなっていくのか見ていこうと思います。
・地縛少年花子くん2
ショートアニメの放課後少年花子くんを挟んで5年ぶりの2期です。5年ぶり・・・?1期をやったのは2,3年前だと思っていたのですが・・・。2期は夕方の枠で放送になりましたが、放課後から話が動く本作としては夕方に放送する方が現実の時間とリンクして良いのかもしれません。
序盤から思わぬところから七不思議の1つが出てきたり、学校を脅かす問題を解決したり「放課後~」があったのを抜きにしても5年のブランクを感じさせない内容は見ていて安心します。そして今後キーとなってくるのはやはり寧々の事でしょう。何か能力があるわけでも無いのにやたら怪異と接触出来るのはそういう訳かと納得しましたが、怪異でも人間の運命はどうこう出来るものではない模様。本当にその時を待つしかないのか、2期も楽しんで見られそうです。
・君のことが大大大大大好きな100人の彼女
こちらは1年と何カ月ぶりの2期です。初っ端からメタ発言を繰り返し、某アニメ映画のパロディをやるなど好き勝手にやっています。OPから情報量が多くて相変わらずやってるなあとむしろ通常運転ぶりに安心感すら覚えます。
今回もキービジュアルとOP,EDを見るに最低でも4人は彼女になるようです・・・と3話を見る前の下書きで書いていたのですが、どうやら5人のようです。OPを見た時にあれ?と思ったけどEDで出て来ていなかったから違うか・・・と思ったらそういう事だったんですね。3話はただただ頭がおかし・・・ぶっ飛んだ回だと思っていましたが油断しました。いずれにせよここまで彼女を集めてやっと10分の1か・・・。原作を見た事が無いのですが今は一体どういう状況になっているのでしょう・・・。
恋太郎はどんな子が相手でも正しい振る舞いをし、彼女が何人になろうと全員を平等に愛しているのでモテ男たる所以を見せつけられている気持ちになります。彼女が何人になろうとじゃなくて、何人もいるのは異常なのですが今更そんな事はツッコみません。
◇締め
今年も投稿していくことになったのでどうぞよろしくお願い致します。
毎回のように言っていますがやっぱりきらら不足、それに似た日常系不足感は否めず、今期も毎週楽しみなアニメはありながらもどこか埋まらない心の隙間があります。放送が控えているきらら作品もあるのでそれを待つしかないのですが・・・。
何はともあれ、今期も楽しく見られそうなアニメは揃っているのでどんどん見ていこうと思います。もうそれしか楽しみが無いしね!!
次回は最終回まで見た感想を3月末か4月初旬に投稿する予定です。去年も概ね予定通りに投稿出来ていたので今年も大丈夫だと思いますが、スイッチ2発売後、ましてやマリカがローンチタイトルにでもなったら状況が変わるかもしれません、と今のうちに言っておきます。約束は守ろう!!