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【御礼】生まれたその日は青空だった を終えて

お世話様です。
笠原です。

日が空いてしまいましたが、
劇団4ドル50セント スピンオフ公演
「生まれたその日は青空だった」
へのご来場、ご支援をありがとうございました。

劇団初のロングラン公演、毎公演での即興シーンなど沢山の挑戦が詰まった舞台となりました。
私にとっては人生初舞台でしたので、身が引き締まる思いでもあり。

候補生として「生まれたその日は青空だった」(以下、生まそら)に関わることが決まった時、
「私が頑張ろうと思ったきっかけをくれた場所で私はお芝居が出来るんだ」という前に進みたい気持ちと
「皆の足を引っ張ってしまわないか」「がっかりさせてしまうんじゃないか」という心を塞ぐような気持ちがぶつかり合っていました。

ですがそんな気持ちも忘れてしまうくらい、座組の皆さんは明るくて前向きで。
このメンバーで私が最年長ではあるのですが
演技やマインド、色んなことを皆から教えてもらったなぁ。
越え方が分からない壁だったり分岐が違えば向き合うことのない壁もあるからこそ、人生って何が起こるか分からなくて楽しいですね。
出来たら平坦な道を歩きたいけど、やっぱりなんかしらの障害物欲しい。
そういう時に周りの人間関係が自分を変えてくれるんだなと改めて実感しました。
皆さん先輩ではあるんですが、とても大好きな友達でもあることが心強くて。

演技をするのはいつでも、どこでも、一人でも出来ます。
でも舞台をするのは一人じゃ出来ない。
スタッフさん、お客様、座組の皆さん、挙げたらキリがないくらいの人々が関わってきます。
公演初日、袖で待機している時。
客席から笑い声、鼻をすする音が聞こえた時に実感しました。
人生初の舞台、人生初のカーテンコール、客席に目を向けると沢山のお客様。
去年、出会って私の夢を応援してくれた皆が居て思わず涙が零れてしまいました。(本当にすぐ感極まってしまう)

芝居って楽しいだけじゃなくて苦しかったり、難しくて心が樹海に行ってしまったりするんですがそれを抜け出せた時の感覚が本当に最高でして。
まだまだこの先に苦悩も喜びも待っているのだと思うとわくわくします。

千秋楽の翌日、劇団4ドル50セント6周年イベントが開催されました。
一番後ろの席で拝見していたのですが凄く不思議な気持ちで。
去年までなら皆と並んで見てたんだろう景色を俯瞰で見るという。
楽しそうなファンの皆さんの姿越しに見える劇団員の姿がとても印象的でした。
特に「愛があったら」の歌唱、「少年よ、空を見ろ!」のダンスパフォーマンスはボrrrrrrrrrッロボロ泣くくらい感情揺さぶられました。
生まそらでずっと大事に使っていた曲であり、劇団を象徴する劇中歌です。

舞台の中で私は舞の姉、大人として高校生の糸たちと関わるのですが
何故かその時の気持ちになって涙が止まらなかったのと、
キラキラに輝いて歌って踊る姿に更なる憧れと希望を感じて泣き、
私はこんな素敵な劇団に出会って夢を追えていること、生きてて良かったなって色んなことを思い返して泣き、
マスクの色変わるくらい泣いてました。(楽屋挨拶行った時にツッコまれた)

ここからがスタートライン。
劇団員になることはゴールではなくて通過点というか。
入ってやりたいこと、挑戦したいこと沢山あります。
まだその先も続く人生、細かい目標を立てて一つ一つ丁寧に向き合いたいです。
20色あるクレヨンの中に私は何色で入ろうかな、何色になれるのかな。
そんなことを思う8月の終わりです。

改めまして
公演に際し最善のフォローをして下さった関係者の皆様。
私たちの想いを信じて足を運んで下さった皆様。
約2ヶ月一緒に駆け抜けた座組の皆様。

大変お世話になりました。
この期間、一つも残さず私の財産になっています。
ありがとうございました。

そしてこれからも私の夢や我儘にお付き合い頂けたらと思います。
応援の程宜しくお願い致します。

笠原

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