春の夜に1年を振り返りながら桜パフェ
ー花よりだんごだけどだんごより桜味ー
最近どこを見ても桜が満開に咲いている。
ちっちゃい頃こんなに桜って咲いてたっけ?
最近増えてない?って気もする。
この前、年度末の仕事に一区切りがついたので、帰り道にセブンイレブンに寄った。
ひんやりスイーツコーナーに直行。
いつもより品揃えが豊富に見える。
シュークリームに、さくらもこも捨て難い。
白いたい焼きは好きだけど、結局打順が回ってこないことがほとんど。
カップに入った生チョコも、モンブランも、クレープも、みたらしだんごも捨てがたい。
最後は結局見た目のインパクトに惹かれてこちらを購入。
〜伊藤久右衛門監修 宇治抹茶とさくらのパフェ〜
セーラームーンにもこういう感じの色合いの子いたよね。
小さいスプーンを一気に最下層まで差し込んで一口。
ふぁ〜〜〜〜〜
全身の細胞に沁み渡る甘味。
the桜味のホイップに、抹茶味のババロアに、苦めの抹茶ゼリー。
上に乗っているお団子は、すあまに近いやわらか食感。
つぶあんは桜味のホイップによく合う。
あんこと生クリームを最初にコラボさせたのって、小倉トーストでしょうか。
それとも何でしょうかね。
なんて言っておきながら、私は生クリームがそこまで好きなわけではない。
クレープとか、断然カスタード派。
と思いながら上にのっている白いホイップを一口すくって食べてみたら・・・
なんてこった塩味!
いい意味で裏切られたって言葉があるけど、私の人生の中では5本指に入るんじゃないかってくらい裏切られて幸せを感じた。
桜もちのあの塩気、大好きなんですよ。
まず甘いものにピリッと塩でアクセントをつけるってのが大好きだし。
ホットケーキと有塩バターの組み合わせとか、生ハムメロンとか、ポテチのしあわせバタ〜味とか。
ああ、考えてるだけで頭がバカになりそうだ。
でもこのパフェはただの桜味のスイーツだし、食べる前は桜もちのことなんて一ミリも頭になかった。
それなのに、ここにきて思い出させてくれるのか!
上には追い打ちをかけるかのように桜の塩漬けも。
(これも大好き)
ああさすがセブン様、私のことわかってるなあ〜〜と。
いくらでも食べられるのに、、と思いながら、あっという間に完食。
・・・
思い返せば社会人1年目が終わった。
この1年間を振り返るとき、いつも思い出すのは去年の4月の目まぐるしさだ。
やらなきゃいけないことをいきなりどばっと渡されて、やり方もまともにわからないままこなさなくてはならなかったあの頃。
毎日溺れかけて、なんとか水面から顔だけ出しているような、そんな日々だった。
本当はもっと早く帰っていろいろやりたいことがあるのに・・・(主にNetflixと読書とnoteと外食)と思いながら、何度夕焼けを見送ったことだろう。
そんな繰り返す毎日の中にも、一瞬だけ輝く星のようなできごとはちゃんと存在していて、嬉しかったことはすぐに思い出せるように日記に書いていた。
反対に、思い出したくないことは思い出せなくなるように、こまめにゴミ箱に捨てていた。
(それはたいてい帰り道、職場から駅までの下り坂を自転車で駆け降りているときだった。)
その甲斐あって、今の私の中には美しい思い出だけが輝いている。
そんな思い出たちをすべて桜パフェと一緒に飲み込んだ夜。
・・・
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