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インプット大全を読みました。
インプット大全を読む目的
学び効率が最大化する方法を学ぶため
読む前の印象
とにかくインプットを増やそう、隙間時間なども有効活用しよう、その方法はこんな感じです的な内容かなーと思っていました。
読んだ後の印象
日々のインプットの方法というか、インプットの姿勢が変わりました。(のような気がします!まだ大して行動できていないので笑
ですが読む前と違い、インプットをインプットと認識しながらインプット(ややこしい笑)できてきていると思うので、意識の変化を感じました。
それでは自分のためにインプット大全をアウトプットしようと思います。
基本原則
まずはインプットにおける3つの基本法則です。
1.なんとなく読む、聞く、見るはNG
→ 注意深く読む、聞く、見る
2.インプットと目標設定はセット
→ いつまでにどうなるためのインプットか
3.インプットしたらアウトプットする
→ インプット:アウトプット=3:7
早速この時点で私は、日々なんとなく本を読み、日々大した目標設定は行わず、日々ノーアウトプットということに気付かされたので、本の本体価格¥1,450の元は取れたかもしれません笑
この基本法則を踏まえた上で、インプットを効果的に行うには以下の6つが大事となります。
READ
LISTEN
WATCH
INTERNET
LEARN
ADVANCED(応用編)
この中で、いまの私に必要だと思ったのは、READ、LISTEN、WATCH、ADVANCEDだと感じましたので、その4つに焦点を当ててアウトプットしていこうと思います。
READ
① 学びには「学びのステップ」がある。
学びたいことが見つかったら
1.まずはその分野の本を1冊買って読んでみる。
2.次にYoutube等でもその分野の情報に触れてインプットしてみる。
3.さらに学びたい時に、お金を払って講演、セミナーに参加する。
の3ステップが良いと著者は言います。また1から順番に進んでいくことが、最短・最速でコスパがいいとも言っています。
反対に、1からいきなり3に、しかも3が高額なセミナーであった場合は、多くの確率で時間とお金を失い、非常に遠回りで無駄だとのこと。インプット効率も悪くなるようです。 早い段階でセミナー等で学んだ方が最短距離なイメージがありましたが、違うようですね!僕はそのタイプだったかも・・・
② 月3冊本を読んでアウトプット
月に3冊の本を読んで3冊アウトプットする人と、月10冊の本を読んで1冊もアウトプットしない人では、どちらが成長すると思いますか?
正解は月3冊本を読んで、3冊アウトプットする人です。
読んだ内容を家族でもいい、職場の同僚でもいい、部下でもいい、なんでもいいのでアウトプットすること、そうすることで本の内容が「身につく」そうです。
本を読めば、その時は多少脳内が変化する。しかし、本を読んでアウトプットすれば現実世界が変わる。
③ 3点読み
これは、あることをインプットしたいと思った時に3つの視点で本を読むことを意味しています。
例えば、糖質制限ダイエットをしたい!として本を手に取る場合、その「糖質制限ダイエット賛成派」「反対派」「中立派」のそれぞれの立場で書かれた本を読むことで、もれなく長所や短所、メリット、デメリットを得られるとのことです。
読書初心者の僕は、中立な本なんてあるのか?ちょっとハードル高いなと思ったのですが、「賛成派」「反対派」の2点読みでもいいそうです!
そうすることで情報の偏りを無くして、自分にとっての正しい判断に近づけるそうです。
LISTEN
① 生で聞く
「読む」ことに比べて「生で聞く」ことは、はるかに学びの効果が高いと言われています。 その理由は、生で聞くことは「言語的情報」と「非言語的情報」の両方が伝わる事による情報量を多くインプットできるからです。 人間のコミュニケーションは「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」の2つに分類されます。 要は、本から得られる文字情報である言語的情報だけよりも、表情や姿勢動作、ジェスチャーなどの視覚的情報、声の大きさやトーンなどの聴覚的情報もプラスし、さまざまな感覚で聞くことが記憶に残りやすく、特に講演やセミナーでは、最前列で聞くことがさらにそれを後押しするそうな。 僕はいつも真ん中よりも後ろ寄りの席をチョイスして座ってるなー…
② 目的を持って聞く
これは、例えば本を読む目的を先に決めてからその本を読む、のようなことでしょうか。そうすることで学びの効率がアップ、さらにアウトプット要素を入れられるよう、質問前提で聞くことで効率的に聞けるようですね。
③ 耳学する
これをすでに実践している方は多くいらっしゃるのではないかと思います。
Youtubeやオーディオブックなどを、通勤の移動中やジムで運動しているときなどに音声を聞くことで耳から学ぶというものです。
これによりスマホとイヤホンがあれば、ながら時間・スキマ時間を極限まで生かすことができます。さらに良い点として、聞く速さの選択もできることから、文字を読むよりもかなりの時間短縮になりそうです。
私個人の感想としては、ながらで聞いていると集中して聞くのが結構難しいので、中々難易度が高いなと感じています。
WATCH
① 観察する
観察することは、「言葉」ではなく外見、つまり視覚情報を集めることを意味します。外見とは、LISTENであったように非言語的コミュニケーションの一つを指します。
例えば、妻や恋人が髪型を変えたけども、会った瞬間あなたはそれに気付かないとなると、妻や恋人は不機嫌になることでしょう。
しかし、会った瞬間に「あっ髪切った?すごく似合うね」と言ったらどうでしょうか。これだけでもコミュニケーション力アップに繋がると思いませんか?さらには人間関係の良好のきっかけになるかも知れませんね。
また、視覚情報を集める姿勢が身に付けば、その分、情報収集能力がアップしていく、つまりインプット量が増えていくということになります。それをアウトプットすることで、インプットとアウトプットの螺旋階段を登っていけるのかなと私は感じました。
そうしていくと、ブログのネタ切れも減る?笑
② 観察+なぜ?のループ
観察して得た情報に、「なぜ?」をプラスし、それを繰り返していくクセをつけることで、観察力をアップさせることができます。
ほとんどの人は、日常生活において「あれ?」と思ったことがあっても、それを放置しているようです。
例えば
・なぜあの人はあんな行動を取ったんだろう?
・なぜあの店はあんなに行列になっているんだろう?
と日々の生活の中で思ったとき、あなたはさらに深掘りして考えますか?
僕はきっと数秒後にはもう、大して考えていないです笑
そこで、店の行列の例で言えば、
深掘りするとその行列が新作ゲームの発売の行列ということが分かったとします。
↓
そんなに人気のゲームがあるのか!と分かりますね。
↓
ネットで調べる。
というように、これだけでもインプット量を増やすことができ、観察力の向上につながります。
それをブログでアウトプットしていけば、ネタ切れも解消?(しつこい)
③ テレビを見る
え・・・? よく自己啓発系の本とかYoutubeだと
テレビは見ない方がいい!
とか、
テレビのコンセントは抜け!いや、捨てろ!時間を無限に奪い取る装置だ!
ぐらいな内容を耳にしたことがあるくらいなのに、
テレビを見る・・・・の? と思いましたが、要はこれも観察なんだと私は理解しました。
総務省の情報通信白書(2017)によれば全世代の平均テレビ試聴時間は159分に対して、ネット利用時間は100.4分。
年代別で見れば、
10代、20代ではネット利用時間がテレビ試聴時間を1.5倍上回る。
30代でほぼ拮抗。
40代以上ではテレビが上回る。
そうです。年齢層が上がるほどテレビを見ているんですね。
ネット利用時間がテレビ試聴時間よりも多い20代であっても、テレビの試聴時間は91.8分と約1.5時間あるようです。それに比べて日本人の平均読書時間は30分とのことですので、いまだに日本人に取ってのインプット源はテレビのようです。
これを「観察する」という視点で考えれば、テレビは「時間を無限に奪いとる装置」が「情報収集装置」に変わると筆者は言います。
テレビじゃなくともネット情報もそうだと思いますけどね。
また、テレビを「時間を無限に奪い取る装置」から「情報集中装置」に変えるための手段として、録画して見るということをおすすめしています。確かに結構惰性でダラダラと見てしまうこともありますよね。これではまさに「時間を無限に奪いとる装置」そのものです。
その点、録画して見れば、自分からその情報をインプットしにいっているので、「情報収集装置」に変わるのかなと思います。
1週間の中で「本当に見たい番組」をピックアップして録画してみよう!
ADVANCED
① 寝る前15分は記憶のゴールデンタイム
インプットに最も適した時間は、午前中と筆者は言っておりますが、我々ビジネスマンにとって平日の午前中に自分の勉強をするのは、中々難しいものです。ではそれ以外で適した時間帯はいつか?
答えは「寝る前の15分」です。
寝る前の15分にインプットした後、何もせずに眠ることで記憶として定着しやすいようです。何もせずっていうところがミソですね!
ちなみに記憶の定着を妨害する因子として「記憶の衝突」があるようです。つまり寝る15分前にインプットした後は、何もしないで寝ることでそれが起こらない、記憶に定着しやすいということです。
記憶のゴールデンタイム=インプットのゴールデンタイムですね!
② マンダラチャートを使う
本書では、インプットした情報を忘れないで保存し、さらにそれを瞬時に取り出せる方法として、脳内情報図書館を紹介しています。
脳内情報図書館 = マンダラチャート
あのメジャーリーガーの大谷選手が、学生時代にこのマンダラチャートを使って目標を実現していったとテレビで放送されたことが本書に書いてありますが、私もそのテレビを見ていました。学生時代からここまで考えていたのかと、それ以上言葉が出ませんでしたね・・・
アラフォーの僕ですが、今から巻き返したいです!!!
マンダラチャートとは?
↓
https://www.kaonavi.jp/dictionary/mandalart/
③場所を移動する
場所と記憶の関係についての研究から、ひとつの場所にこもって勉強するよりも、いくつかの場所を移動しながら勉強する方が、記憶力がアップしたということが分かったそうです。
例えば、
自宅で読書 → (移動) → 図書館で英語の勉強 → (移動) → カフェで資格の勉強
のような感じで行っていくと、気分転換になり、集中力がリセットされるので、とてもはかどるとのことです。
まとめ
インプット大全では、その名の通りインプットに関しての手法や考え方がたくさん書かれていました。応用編を抜かせばその数80個!すごいですよね!
ただ、いきなりそれらを全てやっていたらパンクすることと思いますので、自分に必要だと思った内容だけチョイスでいいと思います。そしてそれをインプットし、またそれをアウトプットしていくことで、脳内がだけでなく、現実を変えていけるんだなと理解しました。
次はアウトプット大全ですね!!
最後に
お恥ずかしい話、私はアラフォーになるまでまともに読書なんかしたことなかったんです・・・そしてこんなにもアウトプットをしたこともありませんでした。
学が無くうまく言えませんが、今とても充実した気持ちです。もっと早く読書の魅力に触れたかったと感じました。きっと脳内が多少変化したのでしょうか。
noteでの初アウトプットがインプット大全なのは、きっと僕にとっての何かの縁。これから全てのことにおいて、インプットとアウトプットを意識して成長の螺旋階段を登っていきます。
以上、インプット大全を読んでみた。でした。