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星空に願う。つながり

昼間の暑さに耐えたご褒美かのように、夜の空がきれいで今日もいい一日だったと満足感に満ちている。どうやって昼間の暑さに耐えるかって、金魚を眺めて涼むんだ。

そんな折、7月7日にわたしが考えたことをことばにしてみようと試みる。


☆今年の七夕にあるお願い事をした。実は小学生の時からずっとこれを願っていると気が付くのだがそれはずばり、「織姫と彦星が会えますように」という願いである。ここ数年叶っていないだろう。でも、だからこそ、この願いの本質ってこうなんじゃないかと思っている。

「織姫と彦星が会えていなくても心がつながっていますように」

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つながる感覚が自分の中のどこにあるかというと、これらのびんからも感じるものがある。誰かがコーラ一本でのどを潤して幸せになった、ここから恋が始まった、当時の乾杯のちゃきーんって音。そんなこんなをそうぞうして高揚するわたしがいる。

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これ、「置いてきぼりのなす」

このなすたちはそれぞれ違う苗からうまれたものなのだが、同じ土から育っていて、その土は捨てられたおやさいの欠片と拾われたミミズによってつくられていて、太陽と雨と水は対話を繰り返し、その一端にわたしもいれてもらっている。つながっていると感じる。

☆☆少々話が広がりながらもあの願いの追求。

「織姫と彦星が会えていなくても心がつながっていますように」

会いたい人に会えない、寂しい悲しい。その気持ちに向き合うことがある。「会いたいけど難しいね」「また会える日が来る」「いつでも待ってる」そんな言葉がつらいことがある。では、そこでつながりの感覚を持ってくるとどうだろう。「会えないけど心がつながっているからお互いがんばろう」つながりが尊くてありがたいと感じる。


わたしにとってクリスマスプレゼントのようなあの映画でも、言われていたな。つながりに対する感謝。そこを味わいたいものだ。

自分のお願い事もするのだ。本との出会いを見逃しませんように。ほなみ、願いなの戒めなの、はてな、盛夏。

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