ドメイン知識ゼロから入社4日で商談デビューした話(オンボーディングにおけるTechツールの活用)
このnoteは「LayerX 2021アドベントカレンダー」の記事です。
こんにちは、全ての経済活動をデジタル化したい郡司(@gunsun8)です。
気がつけば、今年もあと2ヶ月を切りました。
今回は、新入社員のオンボーディングtipsに関して書いていこうと思います。
LayerXでは、「セルフオンボーディングシート」という、各自のタイミングでキャッチアップを進められるシートがあります。
私自身、LayerX入社後4日ほどでお客様とのお打ち合わせも始めていましたが、早期に立ち上がれたのはこのシートのおかげです。
・入社後すぐ貢献できるか正直めっちゃ不安だな
・事前に色々キャッチアップしておきたいな
入社が決まってから実際に入社するまでは、上記のお気持ちが頭の中にありましたが、このシートをもらってからどんどん解消できました。
セルフオンボーディングシートとは
一言でいうと、研修コンテンツが溜まったシートです。
入社承諾後は、随時(NDAを結んだ上で)シートを発行していて、優先度別にコンテンツが並んでおり、入社前から各自のタイミングでキャッチアップを始められるようになっています。
・ドメイン知識
・事業戦略
・サービス概要
・各種会議の議事録
・職種ごとのコンテンツ(マーケ / IS / FS / CS /Dev )
などなど、入社初期に得ておきたい情報が整理されています。
Zoom録画を徹底活用
議事録だけでなく、LayerXでは各種ミーティングをZoomで録画しており、それも閲覧できるようになっています。
サービスのデモ動画
過去に開催したセミナー動画
社内勉強会の動画
経理業務の作業デモ動画
全社定例会の動画
などなど
これによってテキストだけでは伝えきれないニュアンスや温度感もキャッチアップすることが可能です。
ちなみに会議のZoom録画共有ですが新入社員のオンボーディングに限らず、各種事情で参加できなかった場合も、録画を見返しキャッチアップできるので非常に便利です。
(私自身、子供の保育園のお迎えがある日には夕会に参加しないため、録画で確認しています。)
超絶ハードルの低い質問チャンネルで皆が知識共有
入社したばかりだと「気軽に質問してね」と言われてもなかなか言い出しにくいもの。でもLayerXには、本当に誰でも気軽に質問できる文化&Slackチャンネルがあります!笑
また、質問チャンネルはPublicチャンネルとなっており「質問が出る=他にも知らない人はいるだろう」という前提のもと、質問&回答と同時に皆が知識を増やせる仕組みになっています。
質問文化含めたLayerXのカルチャーのお話は下記noteに詳しく書いてあるので、興味ある方は覗いてみてください。
コンテンツをまとめる時の2ポイント
常に早いスピードで事業が成長していくため、入社時に得ておきたい情報もどんどん変わってきます。その中で新鮮なコンテンツを維持し続けるにはメンテナンスコストをできる限り抑えることが重要だと考えています。
なるべくテキストにまとめる
こちら結構重要で、頑張ってスライドなど作成してもメンテナンスコストが高くなり、どんどん情報が古くなってしまいます。場合によっては図解も用いますが、なるべくテキストでまとめてあると情報アップデートも簡単に進められます。
誰でも編集できるようにする
Wikipediaと同じ思想です。誰でもシートにコンテンツを追加したり編集したりする事ができるので常に新鮮なコンテンツが並びやすくなります。
(Salesforce導入直後は、弊社のセールスフォースマスターが勉強会コンテンツをどんどん増やしてくれて助かりました)
終わりに
LayerXのSaaS事業ですが、オンボーディングの話をさせていただきつつも、まだまだ足りない事だらけです!笑
最近は、セールスイネーブルメントの仕組みづくりにも興味津々なので情報交換してくださる方いらっしゃいましたら是非ぜひお話しましょう!
下記にSaaS事業のビジネスサイドの現状と今後の課題も含め、会社情報をまとめていますのでよろしければ、色々教えてくださいmm