![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56743070/rectangle_large_type_2_0dd65e60260486c37e1876a6c39a0552.jpg?width=1200)
【大器は晩く成る】イタリアの隠れた希望!?ロレンツィオ・ソネゴのヒストリー#20
皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。
この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介していきたいと思います。
「ソニー」の愛称で呼ばれている、イタリア人のロレンツィオ・ソネゴ選手についてご紹介です。
この記事では、近年躍進を続けているイタリア国の中堅選手として活躍している、ローリーが今までどのようキャリアを歩んできたのか、どのようなサポートを受けて成長をしてきたのか振り返ってご紹介していきたいと思います。(2021.07.14現在、2022.08.15 ランキング・年表等更新)
※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。
ロレンツィオ・ソネゴ
力強いストロークから展開早くネットに出るプレーが特徴。ドロップショットの処理は抜群に上手。イタリアテニスの隠れた希望の選手。トリノFCが好き。
「10歳テニスを始め、13歳プロテニス選手へ決意!」
1995年5月11日イタリアのトリノで産まれました。サッカーセリエAで活動するユベントスFCとトリノFCが存在する都市のトリノで、ソニーと両親、祖父母、叔父がトリニスト(トリノFCファンの総称)の中で育ち、6歳~13歳まではトリノFCのユースでサッカーを行いました。10歳の時に父の影響でテニスを始め、グリーンパークテニスクラブを拠点として11歳から現在のコーチであるG.アルビノに指導、13歳でテニスを選択しました。
「ジュニアからシニアへの転換」
テニスを始めた時期が少し遅かったこともあり、ジュニアの国際大会はほとんど出場していません。その理由は、スロベニアやその他の地域の国際大会に出場しましたが、なかなかいい成績を治めることができず、傷心的になっていたことで、コーチのG.アルビノが過度に野心的にジュニア活動を行うことを避けることをソニーの両親に提案し、ソニーの両親がその理由に納得したからでした。
「22歳まではイタリアを中心に活動!」
19歳からシニアの大会を周り始めますが、先の指導方法により、19歳~22歳はイタリア国内の大会を中心に活動をします。上記の表のように、4年間の大会参加数87試合に対してイタリア国内の試合数は68試合で78.1%がイタリアで開催された大会でした。
ツアー側からWCをもらえるという提案もあったそうですが、できるだけ多くの試合に参加させることで実力を上げることを目標にしたことで、この時期にチャレンジャーの大会参加が多く、ツアー参加が少ない理由です。
2018年22歳からはツアーとチャレンジャーに参加し、世界を飛び回わり、今のようにランキングを上げていきました。その結果、2020年10月ウィーン500では予選から勝ち抜いて、QFでN.ジョコビッチ[1]を破り決勝進出、2021年4月地元イタリアのカリアリでツアー初優勝、5月ローマ1000では3回戦D.ティエム[4]、QFでA.ルブレフに勝利しSF進出、と地元での大ブレイクを果たしました。
テニスを始めた時期は他の選手よりも遅く、ジュニアのキャリアもほとんど乏しい中で、11歳の頃からモチベーションを上げるだけでなく、明確な長期的なプロジェクトを組んだコーチのG.アルビノやイタリアテニス連盟、そしてそのコーチや連盟の提案を受け入れ全力でサポートした両親は素晴らしいです。
たくさんの方々の長期的なサポートにより長期プロジェクトの1つ1つを徐々に達成しながらパフォーマンスを上げてきたソニーの今後に期待してます。今後ソニーのポテンシャルがさらに開花し、イタリアだけではなく世界中の人々にその活躍を披露する姿を楽しみにしています。
今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
この選手の記事を読んでみたい!調べてほしい!というご要望ありましたら、お気軽にご連絡ください。それでは次の記事で。さようなら。
ad out…!!!
PS.イタリアの大会参加が多いのは理解できるのですが、何故か2016.17.18年の3月は3回中国のチャレンジャーに出てました。この理由を聞いてみたいなぁ。
PPS.ミズノも長いあいだサポートしているこのきっかけや理由も聞きたい。
聞きたいことだらけです!笑
〜CC(Change Court)について〜
CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
Twitter↓
①MOTIVATOR
テニスに関する情報発信。日々のテニスに関するお悩みはこちらにコメントやDMください!
②CC
記事のリクエストやご意見・ご感想はこちらにコメントやDMください!
いいなと思ったら応援しよう!
![takable スポーツエデュケーター](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85234407/profile_8b58fe2a0e92e3d7dce0038fcff0a139.jpg?width=600&crop=1:1,smart)