児童労働ってなんだろう?(8)
児童労働については、高校生の時に初めて知りました。当時は、国際問題について勉強する授業のひとつのトピックとして扱われました。
今回は、勉強もかねて皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
定義:児童労働とは、義務教育を妨げる労働や法律で禁止されている18歳未満の危険で有害な労働のことです。具体的な例に、劣悪な環境での長時間労働、借金の肩代わりとしての強制労働、人身売買による性産業、戦争にかりだされる子ども兵士などがあり、子どもらしい成長を妨げます (児童労働ネットワーク)。
すべての児童労働が問題なのではなく、労働内容によって分けて考える必要があります。児童労働に従事する5〜17歳の子どもは、2020年時点で約1億6,000万人-世界の子どもの10人に1人近くに相当します。うち女の子は6,300万人、男の子は9,700万人です。(UNICEF)。私はこんなに多くの子供が児童労働をしていることに驚きました。 児童労働の中でも、健康、安全、道徳面で有害な可能性が高い危険な労働、心身の発達を阻害する労働、人身売買や子ども兵士の徴用、強制労働などは、「最悪の形態の児童労働」と定義されています。
「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」、子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた条約があります。
・生命、生存及び発達に対する権利(命を守られ成長できること)
・子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)
・子どもの意見の尊重(意見を表明し参加できること)
・差別の禁止(差別のないこと)
しかし、多くの子供たちの基本的な権利が守らていないのが現状です。これからの世界を担う次の世代の命と権利を守ることができなければ、存続の危機と言っても過言ではありません。私たち大人が、今できることを全力で行い、地球にとって、生き物にとって、次の世代にとって何がベストなのかを考え直す必要があると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。もしよければ、フォローしてくれると嬉しいです😆
Until next time…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?