学校に行きたくない理由は
ある日カエル(上の子)が『学校に行きたくない』といいました。
月曜日、大好きな体育も最近寒くて嫌、など行きたくない条件は整っていました。
いつもなら眠たいのか便秘なのかそんなところだろうと思い、『行くまでがしんどいけど行ったら楽しいよ』とか『帰ってきたら公園に一緒にいこう』など約束をして学校が終わったら楽しいことがあると頑張ってくれるかな?と思って約束するのですが、その日は違いました。
先日リボン(下の子)がケガをして二回目の病院受診日で私の心は不安でした。
カエルに『今日はママも病院いかなあかんから嫌やねん』といい、『病院にいくのはいいし先生と話をしたりするのはいいねんけど、リボンがケガの状態があんまりよくないっていわれたらどうしようと思ったら病院にいくのが嫌やねん』とカエルにいいました。
すると私はハッとしました。
カエルも学校に行きたくない理由はそこなんじゃないかな?と思いました。
学校にいくのも勉強も嫌じゃないけれど、友達と仲良くできるか、何か嫌なことは起きないかなど、不安になっても仕方ないし大抵のことはおこらないしおこったらおこったで対応すればいいのに、おこってもないことで不安になっているのでは?と考えたのでカエルにいいました。
『ママとカエルは今同じ気持ちだけれど、不安に思っても仕方ないしきっと大丈夫だから一緒に頑張ろう!』というとカエルはいまいち意味がわかっていなかったようですが、学校にいく用意をしました。すごく真面目なので遅刻は今までしたことがなく、家を何分までにでないと間に合わないとわかっているので、玄関先では『行ってきます』といい覚悟をきめて行きました。
真面目な性格だから不安も大きく感じるのかなとも思います。私も真面目な性格で心配性だけれど肝心なところを心配せず、いらんとこを心配してしまうかわった性格なのです。
友達の子供も小学一年生の二学期から小学二年生の二学期の終わりまでわけもないのに毎朝学校に行く前に大泣きして、先生のフォローがあったものの友達は悩みに悩んでいました。私や友達のKちゃんもなんとかしたいと思いフォローしますが改善せず、本人の心の成長があったのか今は泣かずに登校しているそうで一安心です。
学校で嫌なこともないし、友達もいるのになぜだろうと思っていましたが不安症なのかもしれません。人よりも敏感に感じやすく大抵の人はそれほど嫌と思う出来事でなくても本人にとっては嫌なことや、どうしてもなれないことなど本人なりになにかあるかもしれないですね。
学校にいくのが嫌とまで言わなくてもカエルは家をでる五分前に『ママさみしい』と私に抱きついてきます。私は少し背中をトントンとするとマッサージ師の口調で『お客様~背中がこっていますね~』と言いながら背中をコショコショして楽しんでいると、リボンも『私もして~』といい同じようにするとすごく喜びます。
こんなこともあともう少しでしたくてもできないのかなと思うとカウントダウンなんだなと思います。
私にうざいとか話すらしてくれない思春期が怖くて仕方ありません。未知の第二ステージへの階段はこんなたわいもない子育ての日でも一歩ずつ進んでいるのだなと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。