トライアスロン挑戦への道⑤脱力も心掛ける
脱力という事で、隣町の公園で昔見かけた「だらけ猫」をタイトル画像に。夕焼けに照らされて気持ちよさそう。
さて、トライスロンへの挑戦を始めてから、やたらと身体の調子がいい。というのは以前の記事にも買いたことだけれど、目にみえる成果として一番わかりやすいのは、3週間で体重が5kg(最大幅)も減ったことだ。もちろん軽量の時間帯やタイミングにもよるが、挑戦を始める11月に72kgあった体重が今体重計に乗ると67kg台を記録する。流石にこの数値は誇張感が強いので試しに夕食後に測ってみたけど、それでも69kg。つまり、少なくとも3kgは体重が減ったことになる。これは人類にとってはなんともない一歩だが、一人の人間にとってはジャイアント・リープ(大きな一歩)だ。
思い当たる節はいくらでもある。まずは飲酒量が目に見えて減った。以前は気の赴くままにビールを1日に2缶〜は飲んでいたけれど、今では飲まない日もある。その代わりと言うのかわからないけど、ウイスキーを飲む機会が増えた。これは多分、何があっても晩酌だけは欠かせない、欠かしたくない、何か飲みたいという魂胆なのだろうけど、それでもオンザロックを1杯程度だからやはり飲酒量は減ったと言える。
加えて、10時以降は飲酒しないように心がけている。「心がけている」というのは便利な言葉で、万が一破ってしまっても規則違反ではないというのが都合いい。ひとまず、10時以降に飲まないことで睡眠が安定するし、えっっかとして身体の疲れが抜けやすい。仮に10時以降飲むことがある(大概は誘惑に負けた時なのだけれど)としても、それは金曜夜かつ翌朝に予定がない時や、外食の場合などであるし、その場合は寝る時間を遅める、つまりは最後に飲酒した時間から寝る時間までを確保することでアルコール分解の時間を持とうとしている。僕は人より分解が早いので大抵2時間あれば抜けた(感覚)になっている(もちろん完全に抜け切ることはありえないのだけれど)。有能な肝臓を与えてくれた両親及び先祖の皆様に感謝申し上げたい。
とにかくビールはグイグイ飲めてしまうしつまみも食べてしまうから肥満要素しかない。とはいえビールには全くの罪がないし、やっぱり飲みたい時は飲みたい。今は飲んだ分以上の運動をしているのでビール>運動量という事にならないような生活になっている故に健康的なのだろう。トライアスロンが終わった日にはしこたまオリオンビールを飲む。これもまたトライアスロン挑戦のモチベーションでもあるのだ。
お酒のことだけでつらつら買いてしまったけど、それ以外には「水泳はとにかく痩せる」という事実もある。それから最近は飲み会もうまく断っている。忘年会シーズンなので行く時は行くが、前もってトレーニングの予定を入れている日にお誘いか来たら相当な理由がな限り、申し訳ないがお断りをしている。それ絵も今年は週2行くか行かないかのペースで忘年会があるのでそれはそれとして楽しみたい。
というわけで、トライスロン挑戦の過程で(もちろん取り組み方にもよるけど)かなり体が絞れることが分かり始めた。筋肉まで落ちてしまわないようトレーニングの強度も上げながら続けていきたい。
さて、今週のトレーニングはラン1回、スイム1回、バイク1回と挑戦を始めて以来一番少なかった週になる。というのも、先週のトレーニングで昔にやってしまったランナー膝で痛めた箇所に違和感が残ったので、今週は軽めにしようと決めていたのだ。なのでランもゆっくりと4.5kmにしてストレッチとマッサージに注力した。
それでもスイムは1、500mで先週の36分を上回る31分を記録できた。今週心掛けたのは「とにかく力を抜くこと」。早く泳ごうとするとどうしてもクロールの腕を早く回転させようとしたり、必要以上に強くかつ多くバタ足をしてしまいがち。しかし、実際に泳いでみてわかったのはとにかくゆったりと、力を抜いてリラックスした状態で泳いだほうが推進力があるということだ。イメージ的にはイルカやシャチのような、体格が大きいけれど体感がしっかりしていて、体格と比べると小さいとしか言いようのない尾鰭を効率よく動かしている故にスムーズに泳いでいる感じ・・・と書いてみても中々伝わりづらいと思うがとにかくそういうことなのである。
バイクは大会コースを意識したコースを家の近くで作って取り組んだ。今までは下河川敷の平らなコースをいかに早く漕げるかというトレーニングだったが、今日からはアップダウンのあって獲得標高のあるコースへ。当日コースとトレコースの比較は下記の通り。
すごく細かいことを言うと登坂の回数 やタイミング、登坂の強度が全然違うので類似とまでは言い難い。当日は細かなアップダウンの中に登坂が3回と言うイメージ。下りのスピードをどう活かすかが鍵になる、一方トレコースは段階的に登っていくコース。登坂に必要な筋力を鍛えるには最適なコース。ひとまず距離と獲得標高を寄せてみて今後最適なコースを作っていきたい。
余談だけれど、トレコースが割と田舎の田園風景の中を走っていくので途中止まって写真を撮りたくなる。とはいえ写真を撮るために走っているわけでもないので目に焼き付けて数rーしてしまうのだが、終わってみるとやっぱりと撮っておけばよかったと少し後悔している。片道1車線、先行する車はなく、広がる田んぼと紅葉い染まった森・林。日本の原風景とは言い過ぎかもしれないけれど、別に景勝地でもない、至って普通の人々が慎ましい生活をしている片田舎の中を走れることは楽しいし恵まれていることだと思う。
今週はトレーニング回数も少なく、1回あたりの強度も抑えたつもりだったが結果的にそれがタイム向上につながったし、あまりトレーニングをしなかったことでゆっくりと身体をほぐすことができた。来週はまた身体と対話しながら工夫してトレーニングしていきたい。