福岡出張1日目 他発的に生きたい
前日夜。天気予報を見てみると今週は20度超えの日々。先週は少し冷え込んだ感じがしたので季節が逆戻りという感じなのかな。暖かいと出張の荷物が軽くなるから助かる。
今回はカバンではなくダッフルバックで行こう、何より「とりあえず突っ込んでおけばいい」という雑な感じが楽で良い。普段通りの荷物を適当にパッキングして就寝。翌朝は空港に直行なので朝がゆっくりできる…
ここ最近は人生の調子があまり良くない。高校、大学と定期的にこういう時期が訪れいたので何回目がなのだけれど、社会人のそれはまた重さが違う。とにかく仕事というものはストレスの元凶である。仕事の内容自体はとても楽しいのだけれど、人と関わる以上ストレスとフラストレーションは溜まるし、ある時全てを放り出したくなる。ましてや末端社員となると周囲は掃き溜めに何かを吐き出すように色々と言ってくる。それを一人で受けなければならないというのは流石にしんどい。
残業もそれなりに増えた。もちろん手取りが増えるのはプラスなのだけれど、出社が早かったり帰宅時間が遅くなると食生活が乱れる。そのせいか最近はそれなりの体重が割と短期間で減り、そして食欲も減ってきたし晩酌の量が減り休肝日が増えた(これは良い事だ)。
そして今まで健康に保ってきた身体も綻びが出始める。日課のストレッチも朝はやるけれど夜がまちまち、トレーニング量も減った。ここまでくると流石に自分が心配になるのでなんとか生活を立て直そうと思い、何かスポーツの大会に出て目標を決めようと最近は考えている。
しかしそんな気力も出しにくい、というよりなかなか出てこない自分がいる。意志力がとっくに冬眠してしまったみたいに自発的に動けない。故に何か強制的な外部圧力=つまりは他発的な力で何か人生が好転しないかな…と他力本願になっている。もう自発的に動くのは仕事だけで十分だ。
というメンタル状態での福岡出張。前置きが長くなったけれど、今回は消化試合の感覚でいこうと思う。もちろん大事な仕事の部分は力入れるけどあとは適当でもいいかなという感じ。3泊4日の出張は久しぶりなので何よりメンタル不調がフィジカルに響かないようにしたい。
横浜駅からはいつも通りのYCATに乗る。車の運転は好きだけど、たまには誰かが運転する車でぼーっと外を眺めているのもよい。ブルーハーツも歌っていたけれど、行き先はどこでも良いからどこかにこのまま連れて行って欲しい。
博多着。もう割と夕方なので明日の仕事場の下見を済ませてホテルへ。そして夜ご飯。
博多の屋台というものが昔から気になっていた。地元民曰く高いから行かないとの事だけれど、やはり一回は行ってみたいと思っていた。というわけで人生初の屋台。
おでんと焼き鳥とビールで¥3,000。確かに高い。コンビニなら頑張れば¥1,500に収められる。まあこれも含めて雰囲気か。一人で行くより複数人で行った方が楽しそうな感じ。
飲んだあとは出張定番の銭湯。博多は市街地すぎてほとんど銭湯が見つからなかったけど、1軒だけ15分くらい歩いたところにあるので迷わずにgo。
入湯料¥480。風呂はシンプルに浴槽が2個だけど片方が結構深く、下半身が水圧でほぐされて気持ち良くなった。そんなに水温は高くはないかと上がった後もポカポカだったからそれなりに良かったのだろう。
風呂上がりは、今回は食べようと決めていた長浜ラーメンを。正直豚骨の中のジャンルが分からないから違いすら何も把握していないけどとりあえず食べてみる。
店内写真撮影不可だった。味はいわゆる博多のラーメンっぽい濃さはなくて思ったよりあっさり。しつこくないからすっきり食べられる。もちろん博多の豚骨臭いのも好きだけど、こういうあっさり系も良い。体調と気分で分ける感じなのかな。¥500というこのご時世において破格で提供してくれるのも嬉しい。
ホテルに戻り軽く荷物を片付けて就寝準備。冒頭の通り最近は元気がないので睡眠がとにかく重要。最近はすごい深く眠るし、長く眠る。多分身体がそれを求めている気がする。という訳でこんばんは早めの就寝。明日明後日は消化試合…そうだ消化試合なのだ…そう自分に言いかけながら夜を迎える。