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トライアスロン挑戦への道12 色々改革

トライアスロン挑戦を決心してから大体2ヶ月半が経った。そして今から2ヶ月半後が大会本番。ちょうど折り返し地点。という事で一旦今までよりトレーニング量を振り返る。

スイム
バイク
ラン

スイムでコンスタントに週1,500m泳ぎ続けていることはとてもプラスになっている。おかげで身体も絞られているし、柔軟性も上がっているし、肺活量も増えている様に感じている。

バイクは12月に結構追い込んだけどその反響で腰痛を起こしてしまったので1月は1回乗っただけ。今は無理しないで腰痛を改善させたい。

ランニングはほとんど何もやってない。というのもこれは慢心でもあるのだけれど「スイムとバイクが終わればアドレナリンも出ているしゴールはできるだろう」と考えている。また今まで課題にしていた呼吸の部分もスイムトレによる肺活量増加で克服できそうだ。それから、学生の頃に週に2回10kmを走っていたのでこのあたりの感覚は間違いなく身体に染み込んでいる、という自信もある。

一方、目標のタイム(50分)に向かって少しずつトレーニングをしたいと考えている。具体的には効率よくスピードを維持して走るフォームを身に付けるためのトレーニング。その点に関しては下記のラントレを発信しているSNSを参考に取り組んでみたい。


週末のトレーニング。まずはスイミング。今までは週末に会社の自己啓発制度を使ってワインの資格を取るためにワインスクールに通っていたのだけれど、講義が全て終了し後はテストを残すのみになったのでトレーニングに時間を多く割けることができる。朝から都内に行き、授業を2時間、そっから帰宅となるとほぼ1日使う事になっていたので大変と言えば大変だったけどまあ楽しかった。

週末の朝9時過ぎから泳ぐ習慣はとても健康的で良い。

今日のスイムからは課題であったペースを意識して泳いだ。具体的には「最初の500m〜750mまではゆっくり」「その後はフォームが崩れない程度にペースアップ」を意識。結果今までと同じ様な33分というタイムだったけれど、疲労感が違かった。今までは最初飛ばしがちで最後の方は休憩を挟みながら泳いでいた。しかし、今回の様にスロースタートをしても結果変わらないタイムでフィニッシュできるならどちらを選ぶかは一目瞭然。今後はこのスロースタートを意識しながら、残りの練習期間でペースを上げられる様にしたい。とりあえずプールでの目標は1,500m/30分。

先週のペース
今週のペース

こうやって客観的にデータが見えると練習の成果が分かってとても良い。


ロードバイクについて。今までライディングポジションは「感覚」で決めていた。故に腰痛を起こしては安静…を繰り返してきた。今回のトライアスロン挑戦を機にこのスパイラルから脱しようと、ついに決心をして下記のフィッティングサービスを受けることにした。愛車を輪行袋に入れて御茶ノ水の店舗へ。

ちなみに輪行袋は上記のオストリッチのトラベルバッグをメルカリで買った。定価の50%以下だったのでラッキー。


以下、バイオレーサー体験記。今回はトライアスロンに向けて、特化した「バイオレーサーエアロ」というものを選んだ。

お店に到着し、まずは自転車を預ける。組み立てはスタッフの方がやってくださった。準備が終わるとまずは簡単なアンケート(ロードバイク歴やバイクに乗る目的、月間倉庫いう距離数など)を聞かれる。そして事前の電話予約で伝えていたバイクのメーカーと型とサイズを再確認し、スタッフの方がそれを打ち込んでいる間に試着室でウェアに着替える。ちなみに自分の愛車はスペシャライズドのターマックSL6ディスクのサイズは54。名選手ピーター・サガンの2019年モデルである。

着替えが終わるとまずは身体測定。体重は自己申告だがそれ以外の身長、股下、肩幅、腕の長さなどを測る。そしてビンディング今回のバイオレーサーを通じて落とし込みたいポジションを会話しながら探って(探られて)いく。今回は「トライアスロンのバイクパートでなるべく攻めて順位を上げる、タイムを稼ぐことができるような『攻め』のポジショニングにしたい」という要望をもとに計測開始。ビンディングシューズに履き替えて機械にまたがる。

これが計測機。

計測では実際に漕ぎながらサドル位置、サドル高、サドルの前後を図り、それからハンドルの前後位置、DHバーの角度などを決めていく。スタッフさんが「2cm前/後ろにずらしますね」と言って動かしてくれる(パソコンで数値を打ち込むと機械が電動で動く)ので、この辺りは漕ぎやすく/にくくなった、身体のどの位置に負担がかかっている、前の位置の方が良かった、などを自分の感覚を正直に伝えていく。数値に落とし込むという数学的なアプローチとはいえ、やはり漕ぐ人の正直な感覚がまずは大事なのだ。あとはその感覚をプロのスタッフさんが綺麗に落とし込んでくれるので躊躇なく所感を伝えていく。

そのような作業を続けること約30分。最終的に理想の形となって現れた数値を実車に落とし込めるかを確認していく。というのも、自転車のフレームサイズや形状の関係上、計測した数値をそのまますぐに体現できるという訳ではない。例えばサドルからハンドルまでの長さというのは基本的には車体のサイズによってある程度決まっていて、それ以上に長くする/縮めるにはステム(分かりやすく言えば、最近多く見かける、ママチャリにスマホホルダーをくっつける真ん中の部分)を別のものに変えたりする必要がある。また今回はサドルをトライアスロン仕様に変え、上記のステムの長さと角度を変え、DHバーを取り付け、さらに純正のDHバーについている腕を置くパッドを交換、DHバーに巻くグッリプテープを購入することに。これにて全てが終了。着替えてお会計へ。

またこのタイミングで計測したシートをもらえる。全部は公開できないけれど、下記データシートの一部。

このデータシートの上部に推奨ポジションの数値が記載されている。

今回のバイオレーサーの費用は13,200円。これは当日支払い。そしてパーツ交換、購入、取り付け工賃の見積もりがトータルで約7万円。こちらはバイクを引き取る日に支払い。バイオレーサーの特典で3,000ポイントもらえるので微々たるものだけど元々持っていたポイントと合わせてグリップテープ分くらいは割引ける。必要経費だ、これは必要経費なのだ・・・と自分に言い聞かせる。今月は無駄遣いしないと決心。

パーツが一部取り寄せになったから愛車の引き取りは来週。完成系が待ち遠しい。

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