トライアスロン挑戦への道⑥
いよいよ本格的に寒くなってきた。ちょっと前の出勤まではシャツにジャケット位がちょうど良かつたのだけれど、いよいよセーターを着込むようになり、今週はついにユニクロのライトダウンを使い始めた。ついさっきまで暖かい日向を歩いていたのに、一気に路地裏の影を歩き始めたような感覚だ。
それにしてもユニクロのライトダウンというのはもう一家に1個どころか国民総所有レベルの洋服なんじゃないだろうか。販売数を人口で割って指数を作っても良いかもしれない。自分が使っているのは実は高校生の時に買ったやつだからかれこれ10年近く使っていて、もちろん新品に比べるとへたっているし羽毛も抜けまくっていると思うけれど保温性はいまだにある。暖房の効いた電車内では脱いでもいいくらいだ。結局こうやって新調する事なく毎年の冬を過ごしているような気がする。
今週は平日に1日有給を頂いたのでチャリに2回乗れた。1回目は大会当日を意識したコース、2回目はいつもの河川敷コース。前者の方はアップダウンがありなかなか手応えのあるコースだから結構気に入っている。もちろん登りはしんどいしもっと踏ん張らなきゃと常々思うのだけれど、登った分のヒルダウンの喜びと言ったらもうこれは金曜仕事終わりの生ビールくらい気持ちがいい。スキー場みたいに登りはゴンドラ、降りはチャリみたいなコースがどっか山岳地帯にできたら結構人気が出そうだけれど。
週末に漕いだ河川敷コースではとにかく出力を高めて維持する意識をしていた。今までは速度をとにかく安定させる事を意識していたけれど、速度が出る原因=出力の方に意識を持っていくと結論としてスピードも乗ってくる、という重要な事に今まで気がついていなかった。という訳で普段よりギアを上げて、以前と同じくらいの回転数を維持するよう努めた。結果としてこれは自分を追い込む良いトレーニングになったし、強度を高めたというエビデンスがガーミンの心拍数データにも顕著に現れた。
見ての通り、自分にとってのゾーン3(心拍数137-156/分)の割合が一気に増えた。正直な所、今週追い込んだ時は体感的にはそんなに心拍上がっていた感覚がなかったのだけれどデータが示しているのであればまあそういう事なのだろう。多分だけど、スイムで肺機能が鍛えられている故に呼吸に余裕があるのかもしれない。まだ全然追い込む余地がある。いずれにしても、客観的にトレーニング成果を観察できるのは良いことだ。
さて、スイム。今週は1,500を1本。先週とほぼ同じタイムで泳げたので安定してきたのだろうけれど、これと言った進歩がなかったのはちょっと取り組みが甘かったかなと反省。1回1回のトレーニングにしっかり意図を持って挑みたい。
スイムに関して、今の課題点をまとめてみた。
右利きなのでどうしても身体の右サイドに頼ってしまうのは仕方ないのだけれど、なるべく左右対称に動けるよう、次回以降は左のクロールを部分練習する事と、左呼吸に切り替えてみようと思う。一旦はそれで500m泳いでみる。
ランニングに関しては昔やってしまったランナー膝の部分(腸脛靭帯という)に違和感が出てきたのでストップ。何がなんでも怪我はしたくない。
過去怪我してしまった原因はランニングの着地時に内側に力が入りすぎていた事なのだと、整形外科で言われた。今でも違和感が残るという事は多分その癖が抜けていないのだと思う。ランニングに限らず、普段歩いている時から意識したい。
とはいえ、ランニングに関してはずっとやってきたのである程度自信がある事、スイムで肺活量が鍛えられている事、あとは本番はスイム、バイクか終わればアドレナリンの勢いでなんとでもなるだろうという見込みがあるので焦ってはいない。
いよいよ年の瀬、来週は忘年会が3回もあるがうまく時間を見つけてトレーニングしようと思う。