費用対効果の基礎的な考え方
こんばんは!
最近の単純かつ、重要な気づきの共有です。
よく「費用対効果10倍だったからよかった」など耳にしますが、どこまでを費用対効果と考えているのか、そして費用対効果を最大化する最重要項目は何かを共有していきます。
例えば、販促費用を10万円かけました。
50万円の売上が作れました。
この場合の費用対効果は500%。
この数字が議論されがちですが、問題はこの先です。
あなたの商品の魅力は何か?
あなたの商品の魅力は?
類似品との違いは?
消費者が他店ではなくあなたから商品を買う理由はなんですか?
まずはこの質問に即答できるかどうかが重要です。
戦略的に、常時考えてる人は即答できるかと思います。
ここが即答できないのであれば、販促費をかける段階ではないです。
逆に即答できる人が販促費をかけて認知活動のフェーズに入るとどんなことが起きるかというと、
①買ってくれた人がもう一度リピート購入してくれる(再販)
②買った商品をSNSで自慢、拡散してくれる(UGC)
③買った商品を翌日、家族や友達に直接会って紹介する
①〜③が発生するかどうかで費用対効果は大きく変わります。
例えその販促によって、100個しか売れなくても、買った人の内の20%が再購入してくれたら120個売れることになります。3回、4回と購入する人もいるのでそう考えると130個、140個売れることになります。
買った人の内の50%の人がSNSに載せてくれたら、平均フォロワー数が100人だとすると、100人(購入者)×50%(SNSに投稿する割合)×100人(1人あたりのフォロワー数)=5000人(情報がリーチする人の数)
5000人の内、50%の人が興味を持ってくれて、その3%の人が買ってくれたら、5000人(リーチ数)×50%(エンゲージメント率)×3%(CVR)=75人の人が商品を買ってくれることになります。
あなたは今、どの段階ですか?
結論、皆様の売ろうとしている商品、お店が魅力的であるならガンガン販促をかけるべきです。拡散や再購入が一定割合約束もされているのできっと費用対効果は良くなると思います。
じゃあ魅力的な商品かどうかはどうやって確かめればよいのか?
検証方法↓↓
顧客アンケート(これが1番大事)
リピート率算出(流入経路チェック)
拡散率算出(SNSチェック、仕組み化も可能)
まずは顧客アンケートから始めるべきです。作成方法、活用方法がわからなければ私に聞いてくれてもよいですし、Googleで検索しても出てくるかと思います。通販でも店舗でもまずはここです。
このデータを基に、リピート購入率との相関をとったり、拡散率との相関をとったり、仮設が立てやすくなるので、PDCAサイクルが回り始めます。
そしてここがマーケターとしては1番楽しいところです。まさに腕の見せ所ですね。
何でもそうですが、まずは「正確な現状把握をすること」かと思います。
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