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本のハナシ|1月に読んだ本
2025年からは月末に、その月に読んだ本を投稿してみようと思います。あくまで記録という位置付けで、感想は書いたり書かなかったりの予定です〜。第二子出産後はなかなか読めなくなりそうだから、上半期、たくさん読むぞ〜。
1月に読んだ本
とりあえずウミガメのスープを仕込もう。|宮下奈都(扶桑社、2018)
耳に棲むもの|小川洋子(講談社、2024)
神さまたちの遊ぶ庭|宮下奈都(光文社、2017)☆
キラキラ共和国|小川糸(講談社、2017)
パリのすてきなおじさん|金井真紀・文と絵/広岡裕児・案内(柏書房、2017)☆
マカン・マラン -二十三時の夜食カフェ|古内一絵(中央公論新社、2015)
万寿子さんの庭|黒野伸一(小学館、2007)☆
食堂かたつむり|小川糸(ポプラ文庫、2008)
椿ノ恋文|小川糸(幻冬舎、2023)
続 窓ぎわのトットちゃん|黒柳徹子(講談社、2023)
キッチン常夜灯 -真夜中のクロックムッシュ|長月天音(角川文庫、2024)
今月は、11冊読めました!
☆マークは一万円選書で選んでいただいた本(夫の分を含む)です。
心に残っている言葉
1.キラキラ共和国より
「そうだよ。どんな相手だって、おかあさんはおかあさんだよ。だって、鳩ちゃんは、今、幸せじゃないの?その幸せは、体がなかったら、感じられないじゃないか。体を作ってくれたのは、おかあさんだよ。もし鳩ちゃんが、幸せだって思うなら、おかあさんに感謝しなくちゃ、バチが当たるよ。別に無理に好きになる必要はないんだから」
ミツローさんの言葉にハッとした。
「そっか、無理に好きになる必要はないんだね。でも、感謝することはできるね」
ずっと胸につかえていた何かが、すーっと下りていくのを感じた。
2.椿ノ恋文より
謝らなくてはいけないのは、私の方だ。私の軽率な言動で、QPちゃんを苦しめていた。親として、本当に情けなくなる。自分もまた、無自覚な毒親なのだと思ったら背筋が寒くなった。(略)QPちゃんだけじゃない。小梅だって、蓮太郎だってそうだ。ぼんやりしていたら、私達の元からあっという間にいなくなってしまう。好きなように子供を撫でたり抱きしめたりできる時間は、思っている以上に短いのだ。
ツバキ文具店シリーズ、とても良かったー… 読み終えたくないなぁと思いながら大事に大事に読みました。小川糸さんの小説は、どうやっても自分の家族を思いながら、そして重ね合わせながら読んでしまうから、ほろりと涙が出てしまう部分もちらほら。続編も出るのかな、首を長ーくして待っています!
読書ノートを書く時間は、読みながら感じたことをアウトプットするのにとてもいい機会で、なんだか心もスッキリするような大切な時間になっています。最近は、夜寝る前、家族みんなで本を読む習慣(息子は絵本)もできてきていて、なんだかそれもとても好きな時間。マイホームのリビングには、壁一面に大きな本棚を設置する予定なので、今からとても楽しみです。
1月も、素敵な読書体験ができました。おしまい。
おまけ
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