全てのイライラが減る考え方
感情は「選んでいる」:自分の心を自分でコントロールするという考え方
私たちは日々、さまざまな感情に揺さぶられながら生きています。喜び、怒り、悲しみ、不安。感情は自然に湧き上がるものだと思いがちですが、実は「感情を選ぶ」という視点を持つと、人生が少し楽になるかもしれません。
私も子育てをしている中で、感情がコントロールできず、ついイライラしてしまうことがあります。
子どもの些細な行動に苛立ち、後で「あんなふうに怒らなくてもよかったのに…」と後悔することもしばしば。
そんなとき、自分の感情の動きを意識し、それを「選ぶ」練習を始めることで、少しずつ変化が見えてきました。
感情を「選ぶ」とはどういうこと?
感情を選ぶというのは、湧き上がる感情を無理に抑え込むことではありません。それは、感情が生まれた瞬間に立ち止まり、その感情にどう反応するかを自分で決めることです。
たとえば、子どもが部屋を散らかしたとき。最初に浮かぶ感情は「怒り」かもしれません。でも、その瞬間に「今怒っても状況は良くならない」と考え、怒りではなく「冷静に話し合う」という行動を選ぶことができるのです。
これは簡単なことではありません。
でも、一度「怒り」を選ばずに別の反応を試してみると、その後の雰囲気が驚くほど変わることに気づくでしょう。
感情を選ぶための3つのステップ
自分の感情を客観視する
感情に流されるのではなく、「あ、今私はイライラしている」と気づくことが第一歩です。この気づきがなければ、感情の波に飲み込まれてしまいます。深呼吸をする
感情が高ぶった瞬間、深く息を吸って吐くことで、冷静になる時間を作ります。この数秒間が、感情を選び直す余裕を生み出します。選択肢を考える
「この感情に従ったら、どんな結果になるだろう?」と考えてみましょう。そして、可能な限り前向きな選択を試みます。たとえば、怒りの代わりにユーモアを選ぶことで、状況が軽くなることもあります。
感情を選ぶ力を育てると…
感情を選ぶ力を育てることで、自分自身だけでなく、家族との関係にも良い影響を与えます。子どもは親の感情に敏感です。親が感情を選び、冷静に対応する姿を見ることで、子どもも自分の感情をコントロールする力を学んでいくでしょう。
もちろん、完璧に感情をコントロールすることは不可能です。私自身も、イライラしてしまうことはたくさんあります。それでも、感情を選ぶという考え方を少しずつ実践することで、以前より穏やかな気持ちで過ごせる時間が増えてきたと感じています。
最後に
感情は自然に湧き上がるもので、完全にコントロールすることはできません。でも、「選ぶ」という視点を持つことで、日々の小さなストレスや後悔が減り、自分らしい人生を作る助けになると思います。
今日一日、少しだけ「感情を選ぶ」ことを意識してみませんか?それが、あなたの心と生活に大きな変化をもたらす第一歩になるかもしれません。
読むと元気の出るnoteを書いています。
次回もお楽しみに✨